24『GOEMON』
2009年4月29日
今日は、あさって1日金曜日に公開となる映画
『GOEMON』をご紹介します!
監督は、紀里谷和明さん。
主役の天下の大泥棒・石川五右衛門を演じるのは、江口洋介さん。
その他、霧隱才蔵を大沢たかおさん、茶々を広末涼子さん、
織田信長を中村橋之助さん、織田信長を奥田瑛二さん、
徳川家康を伊武雅刀さんが演じています。
とにかく出演者が、豪華です!
登場人物もお馴染みの顔ぶれですよね。
簡単にストーリーをご紹介すると・・・
時の権力者は、豊臣秀吉。
石川五右衛門は、相変わらず金品を盗んでは民衆に分け与える日々。
そんなある日、五右衛門は、ある箱を盗みます。もちろん、どんな箱なのかわからず。
しかし、その箱には、実は重大な秘密が隠されていて・・・。
といった感じで、物語は進んでいきます。
普通の時代劇を想像して、この映画を見ると、かなりの衝撃を受けると思います。
ストーリーも、衣装も、建物も、全てが斬新!
でも、その「意外性」が心地よかったです。
ヨーロッパやアジアのテイストが、いたるところに感じられます。
例えば、畳は無く、靴を履いたまま部屋の中を歩く。
ちょんまげもなし。茶々は着物では無く、ドレスを着ていました。
でも。
何でもありの世界でも、監督自身、ルールは作っていたそうです。
それは、この時代に無いものは使わない。
でも、実際、信長は外国のものを積極的に受け入れていたので、
あながち嘘ではないのかもしれませんね。
とにかく、捉え方が斬新なのです!
でも、それが、逆に心地いい。
そういえば、役者さんたちは、それぞれ厳しいトレーニングをされたそうで、
激しいアクションシーンや、肉体美も見どころです!
基本的に、男たちが皆、ワイルドなんです。
そして、瞳が強い!
キリッとした表情が男らしく、とてもかっこいい!!!
徹底的に、紀里谷ワールドを創造されていました。
映画を見て、面白いと感じたのはもちろん、
どうしたら、こういうアイデアが浮かぶのだろう・・・
と、その柔軟な発想に感動。そして、うらやましく思いました。
そうそう!
『GOEMON』の紀里谷和明監督のインタビューを、
今日の『grace』の13:40頃からの「シネマの細道」内でお届けします。
インタビューアーは、牧内直哉さんです。
ぜひ、映画をご覧になる前に、ラジオで予習してね〜♪