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芸術の秋を満喫♪

2020年10月3日

今日のネッツカフェドライヴィンのテーマは「芸術の秋」でした。

◎ネッツカフェドライヴィンのサイトは コチラ

番組では、私が最近訪れた様々なアートスポットをご紹介しました。
こちらのブログにも感想を載せておきますね!

まず、富山市の秋水美術館で開催中の「棟方志功展」を見てきました。

今回は、富山と縁の深い作品や代表作が展示されています。
以前、福光美術館で棟方志功の作品を見たときにも感じたのですが、
とにかく作品から発せられるエネルギーがすごい!
鮮やかな色使いも素敵ですし、
「ウォーリーをさがせ!」のように
細かいところまでじっくり鑑賞したくなる楽しさもありました。

◎秋水美術館のHPは コチラ


高志の国文学館で開催中の
「米国アカデミー賞監督 滝田洋二郎展」にも行ってきました。

滝田洋二郎さんと言いますと、
映画「おくりびと」で米国アカデミー賞を受賞した富山出身の映画監督です。
この企画展では、滝田監督の映画作りの現場が紹介されており、
例えば、『天地明察』では小説がどのように台本になるのかが具体的にわかって楽しかったです。

◎高志の国文学館のHPは コチラ

そして、もう一か所、富山県美術館にも行ってきました。
現在、『TADのベスト版 コレクション+(プラス)—あなたならどう見る?—』を開催中です。

この企画展、大変面白かったです。
富山県美術館を代表する収蔵作品を過去最大規模で紹介する展覧会で、
なんと美術館が所蔵するパブロ・ピカソのすべての作品を同時展示しています。

また、異なる分野で活躍する方々とコラボした展示コーナーもありまして、
これが、大変ワクワクする展示でした。
アーティストの開発好明(かいはつ・よしあき)さん、
アートテラーのとに〜さん、
美術批評家の林道郎(はやし・みちお)さん、
富山出身の作家の山内マリコさんの4名の皆さんが、
美術館が所蔵する作品をそれぞれのテーマで選び、展示しています。

例えば、靴を脱いで寝転がって作品を見たり、
階段をのぼって高いところにある作品を見上げたり、
作品そのものがソーシャルディスタンス、距離をとって展示されている他、
2枚の絵を並べて、どちらが本物の作品か当てる
「鑑賞者格付けチェック」などもありまして、
こんな楽しみ方もあるのか!とずっとワクワクしっぱなしでした。

個人的には、山内マリコさんの展示に心惹かれました。
女性ならではの視点と富山出身だからこその展示で、じっくり楽しめました。
また、まるで作品へのラブレターのような作品解説も良かったです。

全ての作品を見るのに私は一時間半くらいかかりましたが、
もっとゆっくり見てもよかったなと思ったほどですので、
ぜひ時間に余裕のある時にじっくりご堪能下さい。

この企画展は、美術館に行ってみたいけど、
アートはそんなに詳しくないという方にもオススメです。

それから、私は企画展を見た後に、
ミュージアムショップで図録を買ったのですが、
こちらも480円と低価格で充実の内容でしたので、
鑑賞のお供にぜひ。

◎富山県美術館のHPは コチラ

yukikotajima 12:00 pm