4『チェ/28歳の革命』
2009年1月22日
フィデル・カストロとともにキューバ革命を成功に導いた、
20世紀最大のカリスマ「エルネスト・“チェ”・ゲバラ」の生涯を映画化した2部作
「チェ/28歳の革命」「チェ/39歳 別れの手紙」の前編を見てきました。
貧しい人を救うため南米を旅していたゲバラは、
故国キューバの革命を計画するフィデル・カストロと出会い、彼とともに、
28歳の若さで、キューバの独裁軍事政権を打倒することに・・・。
私は、高校1年生の時の世界史の授業で、
カタカナだらけの教科書を見た瞬間、世界史はダメだとあきらめたため、
恥ずかしながら世界の歴史にはあまり詳しくありません。
なので、「キューバ革命」は知っていましたが、
「チェ・ゲバラ」が、どのような人物だったのかは知りませんでした。
なので、先日、ゲバラの若かりし頃を描いた映画
「モーターサイクル・ダイアリーズ」や公式サイトで予習をしてから鑑賞しました。
口数はそれほど多くないけれど、「目」が語っていました。
そんなゲバラの目に吸い込まれそうでした。
この人なら、信じられると思わせる、強さのある目でした。
ゲバラは、人に、ちゃんと「人」として接している。
人を愛しているのですね。
でも、裏切りは徹底的に許さない。
優しいだけじゃない。そんな1本筋の通った彼の生き方に、
あこがれる人が多いのですね。
非道ではない「愛」ある指導者、ゲバラが、
後編『39歳 別れの手紙』で、どのような運命をたどるのか、
こわいような、楽しみのような。
ちなみに、第2部の公開は、31日です。
さて、映画を見終わった後、もっと彼のことを知りたいと思い、本屋さんへ行ったら、
たくさんのゲバラ関連の本が出ていて、結局選べずにあきらめて帰りました(笑)。
でも、近いうちに彼の本も読んでみたいな〜。
第2部を見る前に読むべきか否か。う〜悩む。