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花のアルペンルート立山

2019年8月22日

今年は本当に暑い夏でしたが、
涼を求めて立山黒部アルペンルートへ行った方もいらっしゃるのでは?
中には、近々行く予定の方もいらっしゃるかもしれません。

国内外から大勢の観光客が訪れる人気の観光スポットの立山黒部アルペンルートは、
日本を代表する高山植物の宝庫でもあるそうです。

実際、様々な植物を観察しながら散策される方も多いと思いますが、
目にした植物がどんな名前のお花なのかわかったら、
より楽しめると思いませんか?

そんな散策時におすすめの本があります。

『花のアルペンルート立山 —フラワーウオッチングガイド—(ほおずき書籍)』

本を書かれたのは、日本海植物研究所を主宰し、
高山植物やブナ林の調査などを行っている
富山出身、在住の佐藤卓(さとう・たかし)さんです。

こちらの本では、立山黒部アルペンルートに咲く数多くの植物を
花の色や構造によって分類し、カラー写真とともに解説しています。
さらに、英文の解説も付いていますので、外国の方にもオススメです。

佐藤先生によると、
この時期も様々な植物を見ることができるそうで、
特に今はキク科の植物が見頃で、
例えば「タテヤマアザミ」などはたくさん見られるのだとか。

また、お花は9月中旬まで、
その後は葉が紅葉したり実をつけたりする様子が楽しめるのだとか。
真っ赤な「ナナカマド」は大変美しいそうですよ。

近々立山黒部アルペンルートに行く方は、
ぜひ『花のアルペンルート立山』を手に散策を楽しんでみてください。

また、佐藤先生は、過去に訪れたことのある方も
「あの時、こんなお花があったね、と思い出しながら読んでほしい」
とおっしゃっていました。

私もこの本を読んでみましたが、
植物の写真が全てカラーなので、見ているだけでも癒されました。
また、植物の種類の多さにも驚きました。
好きなタイプの植物を見つけながら読むのもいいでしょうし、
ページごとに似たタイプの植物が紹介されていますので、
色々比べながらページをめくるのも楽しいと思います。

『花のアルペンルート立山 —フラワーウオッチングガイド—』は、
県内の各書店の他、チロルやスポーツのマンゾクなどの山道具屋さん、
立山あるぺん村などで買うことができます。

また、佐藤先生のHP「日本海植物研究所」からも注文できます。

日本海植物研究所のHPは コチラ

立山黒部アルペンルートの散策のお供にぜひ〜♪

yukikotajima 12:24 pm