ワールド・オブ・ライズ
2008年12月15日
今日は、今週末12月20日(土)公開の映画
『ワールド・オブ・ライズ』をご紹介します。
2時間ちょっと(128分)の映画でしたが、もっと長かった感じがしました。
それは、つまらなかったからではなく、内容が濃かったから。
まったく予測不可能な展開と、嘘VS嘘の頭脳戦。
スリルたっぷりの、サスペンス・アクションで、
まばたきをするのを忘れてしまうくらい、集中してしまいました。
見終わったとき、目がバリバリい乾いていました。笑
いやぁ、面白かった!
簡単に内容をご紹介すると・・・
レオナルド・ディカプリオ演じるフェリスは、CIAの工作員・スパイとして、
世界中の情報網の中枢、時には戦場にも潜入し、死と隣り合わせの中、働きます。
一方、遠く離れた安全な場所から電話で指示を出すのは、
ラッセル・クロウ演じる、ベテラン局員ホフマン。
そんな2人の目的は、地球規模で巻き起こる爆破事件の組織のリーダーを捕まえること。
正体不明の男を罠にかけるため、敵にも味方にも嘘をつく男たち。
誰を信じていいのか。
何が真実なのか・・・。
監督は、『グラディエーター』『アメリカン・ギャングスター』のリドリー・スコット。
ラッセル・クロウは、この映画のために体重を20kg増やしたのだとか。
むかつく上司を(笑)、クールに、ふてぶてしく演じています。
そして 『ディパーテッド』『ブラッド・ダイヤモンド』
などの社会派作品への出演があいついでいるレオナルド・ディカプリオは、
すっかりワイルド路線が定着しつつありました。
こんなことを言うのも変ですが、
以前は、ケガをしようもんなら、レオ様、大丈夫〜?と心配になりましたが、
今は、泥だらけ&傷を負った姿こそ、かっこよく見えてしまいます。笑
世界を救うためと言いつつも、嘘と嘘のぶつかり合いは、本当に恐ろしい。
かしこすぎるのも疲れますね・・・。
年の瀬の忙しい時期です。
色々やらなければいけないこと、考えなければいけないことが、
山積みという方も多いと思います。
全てを忘れてしまいたい!と思ったら、この映画をご覧になってみては?
私は、『ワールド・オブ・ライズ』を見ている時は、
映画以外のことは、一切、頭に浮かんできませんでした。
恐怖をさそう音楽も、映画の世界へ入るスイッチとしては完璧です!