ゴミ清掃員の日常
2019年7月17日
今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんからご紹介いただく本は、
ツイッターで話題になったエッセイマンガです。
● 奥野さんの紹介文は コチラ
原作・構成は、滝沢秀一(たきざわ・しゅういち)さん、
まんがは、滝沢友紀(たきざわ・ゆき)さんです。
この二人はご夫婦です。
秀一さんは「マシンガンズ」というお笑いコンビを組んでいるのですが、
お笑いだけでは生活できないことからゴミ清掃員の仕事を始めたそうです。
そして、そのゴミ清掃にまつわる話題をツイッターにアップしたところ話題になり、
エッセイマンガとして発売されることになったのだとか。
ちなみに、この本でマンガを描いている奥さまも素人さんだそうです。
ご主人は、芸人だから面白いツイートをすることができたわけですよね。
ただ普通にゴミの話をするのではなく、
興味をひくツイートだったから注目されたわけで、
一見無関係だと思うこともすべて意味があるのかもしれないなと思いました。
実際、この本は大変面白かったです!
同時に「ゴミ」について学ぶこともできました。
へぇと思う話題も多く、例えば…
・行儀・人柄は末端に表れる
→パッと目に入ったゴミからその人の生活が浮かび上がるのだとか
・ごみ清掃車は幼児に大人気!
→でも小学生になると反応が変わる…
・ゴミがキレイに出されている地域はコミュニティがしっかりしている
→子育てにはいい地域かも
などが書かれています。
ゴミからその人の生活が浮かび上がるというのは、まさにその通りだと思います。
私もゴミが多い時は、ここのところ無駄遣いが多かったなと反省したり
逆に少なすぎるときは、外食ばかりであまり家にいなかったかもなと思ったり
ゴミから気付くことは多々あります。
この本を読んで、今後どんなゴミを出すにしても、
ゴミ清掃員の方が嫌な気持ちにならないようにゴミを出していきたいと思いました。
皆さんもこの本を読んであらためてゴミの出し方を考えてみませんか?