発現
2019年2月27日
今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃オンエアー)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただく本は、こちら。
『発現/阿部智里(NHK出版)』
作品については奥野さんが紹介していますので、
是非お読みください。
◎奥野さんの紹介文は コチラ
私もこの本を読みましたので、軽く感想を。
著者の阿部さんは1991年生まれの今年28歳。
お若い作家さんです。
出身は私と同じ群馬県!
『八咫烏シリーズ』が累計100万部を突破している人気作家です。
私は新作の『発現』を全く知識を入れずに読んだのですが、
いやあ、怖かった。。。
タイトル通り何かが「発現」する、、、つまり現れ出るのですが、
その「何か」の怖いこと怖いこと。
私が味わった恐怖を皆さんにも同じように味わっていただきたいので
具体的なことは伏せますが、
私は夜中、静まり返った中でこの本を読んだため
一層怖さが増しました。
この本の魅力を存分に堪能して頂くなら
私と同じように静かな夜に読むことをおすすめします!
物語は平成と昭和の出来事が交互に展開していきます。
そして二つの時代で似たような不可解な事件が起きます。
いったいなぜそんなことが起きたのか?
それぞれ、事件についての調査が行われます。
彼らが辿りついた答えとは?
***
本を読み終えた後、眠いにもかかわず
怖さのあまりなかなか寝付けませんでした。(笑)
客観的に読み始めた作品なのに
気付けば私自身が当事者の気分でした。
最近、毎日が退屈で何か刺激が欲しいなあという方は、
是非本のページをめくってみてください。
退屈は気分は一瞬で吹き飛ぶはずです!