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ホームレス中学生

2008年10月24日

今日ご紹介するのは、明日25日公開の映画『ホームレス中学生』です。

人気お笑いコンビ「麒麟」の田村裕さんによる自叙伝『ホームレス中学生』の映画化です。
本人の希望で田村さんの役を小池徹平さんが演じたることも話題になりましたね。

以前、原作を読んだ時、正直、あまり期待していなかったのですが、
予想に反して感動してしまった作品です(おっと失礼!)。

裕の置かれた環境は苛酷なものだけど、「人」には恵まれていました。
裕の周りの方たちの言動に、私も何度も心がじわ〜っと熱くなりました。

この映画には「母親」というものが、大きく描かれています。

まず、亡くなった裕のお母さん。
穏やかで優しくて包容力があって、
きっと男の子から見たら、理想のお母さん。

そして、もう1人のお母さんは、裕の面倒を見ることを受け入れた友人のお母さん。
裕のお母さんに比べると、豪快で、ちょっとこわいけれど、
肝が据わっていて、器が大きくて、何よりも、とても明るい。

性格も愛し方も異なるけれど、どちらのお母さんもとても優しくて強い。
お母さんってすごいなー、と改めて感じました。

もし可能なら、お友達のお母さんを主人公にした、
今流行りの「スピンオフ」も見てみたいなぁ。。。

田村少年の、ダンボールや草を食べたといった、
公園での生活ばかりが注目されがちな作品ですが、
是非、田村少年の周りの人たちの言動にも注目していただきたいです。
人の優しさはもちろん、人との接し方のヒントも隠されているんじゃないかな、と思います♪

yukikotajima 6:40 pm