流星の絆
2008年10月22日
東野圭吾さんの『流星の絆』をやっと読みました。
この秋、テレビドラマ化さもされたことともあり、
今、本屋さんに行くと、ずら〜っと並んでいますよね。
私も、以前からずっと読みたかった1冊です。
小学生の3人の兄弟が、両親に内緒で、
ペルセウス座流星群を見に出かけて、家に帰ってみたら、
両親が何者かに殺されていた。
それから14年後。
時効間近にもかかわらず、犯人は未だつかまらず・・・。
東野圭吾さんの作品は、伏線の貼り方が素晴らしい。
読み始めは、必ずヒントを見つけようと思って、
情景描写も丁寧に読むのだけど、
そんなことはすぐに忘れて、物語に没頭してしまい、
最後に、衝撃の事実を知ったときに、
「あー!またやられたー!」と思うのだけど、
同時にとても気持ちいい♪
知らないうちに感情をコントロールされていることが、とても楽しい。
人から裏切られるのは、イヤだけど、
いい意味での裏切り、予想外の展開は、本当に気持ちいい。
今回も思う存分、心を支配され、気持ちのいい裏切りを楽しませて頂きました。