
2018年10月17日
- #本
すぐ死ぬんだから
今日のキノコレは、紀伊國屋書店富山店の奥野さんから
内館牧子さんの『すぐ死ぬんだから』をご紹介いただきます。
◎奥野さんの推薦文は コチラ
私も読みましたので、軽く感想を。
大変面白かったです!!
主人公は、78歳のおばあちゃん、忍(おし)ハナです。
このハナさんは、
「人間60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ」
という信条を持ち、美しさと若さをキープすべくオシャレをしています。
同世代は着ないようなファッションを取り入れたり、
ネイルサロンにネイルをしに行ったり。
夫は折り紙が趣味の穏やかな人だし、
家業を継いだ長男も真面目に仕事をしている。
その上、孫たちはみんなかわいい!
つまり、ハナさんは幸せな生活を送っています。
周りの地味な同世代の人を目にしては「薄汚い」とののしり、
「人は中身と言う女にろくな者はいない」と直接言うのではなく…
心の中で、毒づきます。
まあ、一応大人ですからね。心の中で思うだけです。(笑)
そんな自分に正直に生きてきたハナさんでしたが、ある日、夫が倒れ…。
この続きは本のページをめくってみて下さい。
たぶん、夫が倒れ、ハナさんは介護の日々が始まるのかしら?
と想像した方もいらっしゃるかもしれませんが、違います!
ここから物語が大きく動きします。
まさかまさかの展開で、夢中で読み進めてしまいました。
ハナさんもなかなか強烈なキャラですが、
ハナさんの家族も個性派ぞろいです。
内館さんの『終わった人』が映画化されたように
この作品もいずれ映像化されたそうだな。
それにしても最近、高齢の方が主人公の作品が増えてきましたね。
私も以前、 『花まみれの淑女たち』という
おばあちゃんたちが活躍する小説をご紹介しましたが、
これから先、元気な高齢者が増えるにつれて、
ますます、おじいちゃん、おばあちゃんが主人公の作品が増えていくかもしれません。
ちなみに、『すぐ死ぬんだから』も『花まみれの淑女たち』も
主人公のおばあちゃんたちがとにかくパワフルなのが素敵!
どちらの作品も読んで元気になりましたもの。
70〜80代にしてみたら、アラフォーの私なんて若者です。
40代は、まだまだ色々なことができるな、と改めて思いました。
最近、もう年だしなあ、、、と何かをあきらめかけている方は、
あきらめる前にこれらの本を読んでみてください。
きっと、私ももう1回頑張ってみるか、と思えるはずです。
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プロフィール
田島 悠紀子
Tajima Yukiko
7月13日生まれ。群馬県出身。
B型。 -
担当番組
・富山ダイハツ オッケイウィークエンド
(毎週土曜 11:00~11:55)・ヨリミチトソラ
(毎週水曜・木曜 16:20~19:00) -
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