ほどほど快適生活百科
2018年4月18日
今日のキノコレ(grace内コーナー13:45分頃〜)は、
紀伊國屋書店富山店の奥野さんから
群ようこさんのエッセイ『ほどほど快適生活百科(集英社)』
をご紹介いただきます。
★ 奥野さんの推薦文は コチラ
私も読みましたので、軽く感想を。
この本は、衣、食、住、健康・美容、お金、仕事、
趣味・娯楽、人間関係、エイジングについての
群さんのマイルールが紹介されています。
その生活の軸にあるのは、飼い猫。
このエッセイには、猫ちゃんへの愛がにじみ出ています。
この本を読みながら、
「一人暮らしあるある」に「そうそう!」と共感したり、
「ほお、なるほど!」と早速生活に取り入れてみたいと思ったり、
まるで群さんとお茶でも飲みながらお喋りしている気分でした。
時々、ニャーと猫ちゃんがやってきて。
なんとものどかで穏やかなお喋りでした。
(あくまでも「気分」ですが。笑)
いくつか印象に残った言葉をピックアップしてみますね。
「アイデアは蓄積×偶然の産物」
物を創る人は、これまでにたくさんのものを自分の中に入れてきている。
例えば、読んできた本など。
それらと何らかの偶然の出会いがあって、
アイデアに結びつくのだそうです。
これ、よくわかります。
一見無駄かな?と思えることも、あるとき、突然役立つことがありますもの。
また、こんなこともおっしゃっています。
「計画通り、希望通りではないからこそ人生は面白い」
人生は希望通りにならないときのほうが
自分に合った意外な面白い事柄が出てくる気がする、と。
この言葉は一番印象に残りました。
私にも思い通りにならないことは、もちろんあります。(笑)
でも、もしかしたら、この先予想もしていなかった面白いことに
出くわすかもしれないと思ったら、
我慢して受け入れてみるのもありかなと思えました。
ほどよく、
無理せず、
ゆるゆると。
本の帯に書かれている言葉です。
今後、イライラしたり、余裕が無くなったりした時、思い出してみます。
共感して学んで。
いい読書時間でした。