パリのすてきなおじさん
2018年3月7日
今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃オンエアー)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介頂く本は、
パリのおじさんたちがたくさん登場する
『パリのすてきなおじさん』
です。
◎奥野さんの紹介文は コチラ
私も読みましたので、軽く感想を。
この本は、作家でイラストレーターの金井真紀さんと
フランス在住でフリージャーナリストの広岡裕児さんが、
パリの街角で、おじさん達に「人生で大切なこと」を尋ねたインタビュー&スケッチ集です。
パリの街を歩いていてたまたま出会ったおじさんに
話を聞いたものがおさめられています。
質問しても、皆、快くインタビューに答えてくれるところが、さすがです。
なんならお茶でも飲みながら、となるのがパリっぽい!
日本で同じことをしたら、「いやいや、無理無理!」
と答えてくれない方が多そうな気がするもの。(笑)
この本に出てくる方たちは、ふつうのパリのおじさん達です。
でも、しっかりと自分の考えがあって、
彼らの話を聞いていると、まるで全員が物語の主人公のような気分になってきます。
皆、良いことをおっしゃっています。
例えば…
・10着しか服を持たないおじさん
「人生には予想外のことが起きる。そして限りがある。
だからこそ、本質的なことだけに目を向けるべきだ」
・旅するギター作家
「ぼくはどこにいても自分の家にいる気持ち」
みんな、自分らしく生きている、かっこいいおじさんたちです。
まあ、中には軽〜い人もいますけどね。(笑)
イラストレーターの金井さんのおじさんたちのイラストが、
また愛があっていい感じです。
いいお天気のお休みの日に公園のベンチに座って
のんびり読んでみてください♪
きっとより楽しめると思います。