気まぐれな朗読会2018
2018年2月26日
おとといの2月24日(土)に
富山県民小劇場オルビスでおこなった
「気まぐれな朗読会」にお越しくださった皆さま、
ありがとうございました。
気ままプランの廣川奈美子さんと
graceの私、田島悠紀子でお届けした
気ま+グレ=気まぐれな朗読会、
楽しんで頂けましたでしょうか。
去年に続き2回目の今回の朗読会は、
「食べる」をテーマに三部構成でお届けしました。
第一部は、長田弘さんの『食卓一期一会』の詩を朗読。
丸山幸一さんの切り絵と合わせてお届けしました。
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第二部は、神田桂一さん、菊池良さんの
『もし文豪たちがカッブ焼きそばの作り方を書いたら』から
いくつか作品を抜粋して朗読。
私は「ロミオとジュリエット」のロミオ(ジュリエットは廣川さん)、
夏目漱石の「焼蕎麦っちゃん」、
渡辺淳一「失楽麺」を朗読。
「失楽麺」は、まさかバスローブで朗読することになるとは思いませんでした。(笑)
最後は、ゲストの室田さんと私と廣川さんの3人で
そろってブルゾンちえみに!(左から廣川さん、室田さん、田島)
今回も体をはったなー。(笑)
まあ、あくまでも内容は、それぞれの作品の文体をまねて書かれた
「カップ焼きそばの作り方」なのですけどね!
朗読と朗読の間には、
実際にカップ焼きそばが作られていく様子を
映像で流していきましたので、
「カップ焼きそば、食べたいなあ」
という気持ちになった方が多かったかもしれませんね。
皆さん、お腹、なりませんでしたか?(笑)
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第三部は、私と廣川さんがそれぞれ作品を読みました。
まず、私が中田永一さんの『パン、買ってこい』を
カメラマンの小笠原義博さんの映像に合わせて朗読。
男子高校生の成長物語なのですが、
いったいどこへ向かうの?と思わせながらも
最後は晴れ晴れとした気持ちになれる、
とてもいい作品です。
こちらの作品は、文春文庫の『走る?』
というアンソロジーに収録されています。
最後は、廣川さんが重松清さんの『よもぎ苦いか、しょっぱいか』を
のっちさんの鍵盤の演奏に合わせて朗読。
会場が涙、涙、涙でした。
朗読会後、廣川さんには「泣いたよ〜」と
私には「失楽麺面白かった!」という感想が…。
あ、ありがとうございます。(笑)
でも、皆さんが書いてくださったアンケートを読ませて頂いたところ、
それ以外の感想もたくさん書かれていました。
よかった〜。(笑)
バルーンの装飾は、株式会社151A(イチゴイチエ)さんにご協力いただきました。
華やかで素敵〜♪かわいい装飾をありがとうございました!
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もし朗読を聞いて気になった作品がありましたら、ぜひ読んでみてくださいね。
『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』
は続編も出ており、様々な文体模写が楽しめます。
カップ焼きそばを食べながら読んでみてください。
また、『パン、買ってこい』が収録されているアンソロジー『走る?』
も「走る」ことがテーマの様々な作品が入っていて面白いですよー!
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こちらは、打ち上げ写真。
皆さん、いい笑顔〜♪
気まぐれな朗読会は、私と廣川さんの二人だけでおこなったわけではありません。
本当にたくさんの皆さんと一緒に作り上げたものです。
演出の広田さんをはじめ、大勢の皆さんのおかげで
今回の朗読会をおこなうことができました。
今回も素晴らしいチームワークでした。
皆さん、本当にありがとうございました!
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3月に気まぐれな朗読会の第三部のみ
特別番組としてFMとやまで放送します。
放送は、3月18日(日)18時〜18時55分です。
是非お聞き下さい♪
本当にありがとうございました♪♪