メガネと放蕩娘
2017年12月13日
今日のユキコレ(grace内コーナー13時45分頃〜オンエアー)には
このコーナー初のゲストが登場します!
FMとやまの番組「オッケートーク」でおなじみの
富山市出身の作家、 山内マリコさん です!
山内さんには、先月発売された新作をご紹介いただきます。
『メガネと放蕩娘/山内マリコ(文藝春秋)』
『メガネと放蕩娘』は、地元の商店街を活性化するために奮闘する姉妹の物語です。
タイトルの「眼鏡」がお姉さん、「放蕩娘」が妹です。
この本、とくに地元富山でよく売れているそうですよ。
というのも、モデルとなっているのが、富山市の中央通りなのです!
山内さんは、この本を書くにあたって、
中央通りをはじめ富山の商店街を徹底的に取材されたそうです。
だから、物語はとてもリアル!
もちろんフィクションなのだけど、
まるでドキュメンタリーのようでもありました。
執筆中、友人である彼女から
この本に関して様々な話を聞いていたのですが、
山内さんは、とにかくたくさんの人に会って
「商店街」の話を聞いているのが印象的でした。
また、ただの夢物語にはしたくない、ともおっしゃっていました。
でも、悲しい未来にするのも嫌だと。
さて、山内さんはどんな商店街の未来を書いたのでしょうか。
気になる方は、是非本のページをめくってみてください。
読みたいけれど、忙しくて本を読む時間が…
という方でも大丈夫です!
この物語は、2013年から2022年まで7章にわかれていますので、
本を読む時間の無い方でも章ごとに少しずつ読むことができますよー。
『メガネと放蕩娘』は、
商店街がどのように変わっていくのか
を追っていく楽しみももちろんありましたが、
面白さはそれだけではありません!
テンポのいい会話は心地いいですし、
仕事をする上での男女の感覚の違いには、
「そうそう!」と本に向かって声を出して共感。
読み物としても大変面白かったです。
そうそう、山内さんから
この本に出てくるフリーアナウンサーの
「ミッチー」は、ユッキーをイメージしてみた、
と言われました。(笑)
山内先生〜、ありがとうございます♪♪
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