のび太の結婚前夜 おばあちゃんの思い出
2008年9月15日
今月号の「ふみたん」に載っていた漫画
『のび太の結婚前夜 おばあちゃんの思い出(小学館)』を読みました。
どちらも映画化された作品が収録されているので、
漫画版とは、ストーリーが若干違います。
実は、原作と映画の違いが本編の最後に紹介されているんです。
その説明がわかりやすく、よりストーリーを深く味わうことが出来ます。
どちらの作品も、ぐっときましたが、
私は、「おばあちゃんの思い出」の方は、
おばあちゃんの登場の瞬間から、涙が止まりませんでした。
もう、ボロボロ、ぐちゃぐちゃでした。
昔、自分が受けていた、
おじいちゃんやおばあちゃんの愛情が、
いまさらながら、理解できて、
自分もたくさんわがまま言って困らせていたなぁとか、
でも、おじいちゃんもおばあちゃんも、いつも笑っていたなぁとか・・・。
のび太とおばあちゃんの思い出が、そのまま自分と重なって、
涙が止まらなくなってしまいました。
私は、のび太のように過去には戻れないけれど、
今はもう会うことの出来ない、おじいちゃんやおばあちゃんに、
心から「ありがとう」と伝えたくなりました。
「敬老の日」の今日こそ読んでほしいなぁ。
そして、お子さんより、大人の方が読んだ方が、感動が大きいと思います。
もしお子さんが持っていたら、読んでみてください。
あ、でも、お子さんの前ではなく、一人こっそり読んだ方がいいですよ。
「なんでパパ泣いてるの?」って聞かれちゃいますから。