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もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら

2017年7月5日

私は、とことんくだらないことが好きです。

パロディーやモノマネも好きです。

そんな、私と同じような感覚をお持ちの方なら
きっと楽しんでいただける本があります。

『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』 

という本です。

本の帯でクリープハイプの尾崎さんが

「切実に馬鹿だから、なんかもう泣けてくる。」

とおっしゃっているとおりです。

私は、本を読みながらニヤニヤが止まりませんでした。
この本をカフェなどで読んだら、
ずっとニヤニヤしている気持ち悪い客になってしまったと思います。

まじめにくだらないって素敵です!

私、こういう本、大好きです。

この本の中身は、本のタイトルのとおりです。

太宰治、村上春樹といった文豪たちが
カップ焼きそばの容器にある「作り方」を書いたら、
どんな文章になるのか、が書かれています。

しかも100人分。

文豪以外にも星野源、小沢健二といったミュージシャンや
迷惑メール風、ロミオとジュリエット風なども出てきて、
もうどこまでも自由です。

いくつかタイトルをあげると…

小沢健二「痛快ウキウキ焼きそば通り」
松尾芭蕉の「麺の細道」
宮沢賢治「カップ焼きそばの星」
夏目漱石「焼蕎麦っちゃん」

などです。

タイトルを見ただけでも、そのくだらなさに笑えてきます。

全ての文章は、あくまでも模倣ですが、
でもたしかにご本人が書かれていそうな文体です。

また、笑えるだけでなく
カップ焼きそばの作り方だけで
こんなに書き方に違いがあるなんて!
と、その幅の広さにもびっくりしました。

ぜひ力を抜いて、アハハと笑いながらこの本を読んでみて下さい。

きっと読み終えた後、カップ焼きそばを作って食べたくなります。(笑)

この本について詳しくは、
今日のキノコレ(grace内コーナー13時45分頃〜オンエアー)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんからもご紹介いただきます。

奥野さんの紹介文は コチラ

ラジオも聴いてね〜!

yukikotajima 12:14 pm