いい空気を一瞬でつくる
2017年4月7日
私がアナウンサーとして仕事を始めたのが2001年の4月。
この春で17年目となりました。
わーお。
もうそんなに経つのか…。
もう17年目ですが、
でも、毎年この時期には新人の気持ちで
アナウンス関連の本を読むようにしています。
車の定期検査のような感じで。
今年読んだのはこちら。
『いい空気を一瞬でつくる
誰とでも会話がはずむ42の法則
/秀島史香(朝日新聞出版)』
秀島史香(ひでしま・ふみか)さんは、ラジオDJです。
ナレーターとしても活躍されています。
都会的でありながらもあたたかみのある声が素敵です。
写真にうつる笑顔もいつもおだやかです。
本のタイトルの「いい空気を一瞬でつくる」と言う言葉は、
まさに秀島さんにぴったりだなあと思いました。
まあ、実際お会いしたことは無いのですけどね。(笑)
この本を読みながら、わかる!わかる!と共感の連続でした。
と同時に忘れていたこともたくさん思い出し反省もしました。
いま思い出せて本当によかったです。
ラジオの仕事は、喋る仕事だけではありません。
どちらかというと、聞くことのほうが多いように感じます。
話を聞く上でまず大切になるのは、この本のタイトルにもある通り、
相手がリラックスして話せる空気をつくることです。
秀島さんは、いい空気をつくるために大切なのは
「笑顔」であるとおっしゃっています。
笑顔と言えば、先日、妹の子ども(もうすぐ2歳の甥っ子)とテレビ電話をしたとき
前はよく笑っていた甥っ子がこの間はあまり笑っていなかったのです。
妹も「最近この子、いつも不機嫌な顔してるんだよねー」
と心配していたのですが、そのとき気付きました。
ママである妹と甥っ子の表情がそっくりであることに。
どうやら妹は最近ストレスを感じていて全然笑えていなかったそうで、
私に指摘されてハッとしたそうです。
妹と話をしながら、この本にあった
「ネガティブな感情はポジティブな感情より強い伝染力を持っている」
という言葉を思い出しました。
私も気を付けなきゃな。
このブログを読んでいるあなたは今どんな表情をしてますか?
仏頂面になっていませんか?
そんな方はちょっと口角あげてみてください。
きっとその瞬間、少し気持ちが軽くなると思います♪
ちなみに、この本によると、
相手に好感が持てるかどうかは会って0.1秒で決まるのだとか。
また、好印象の人は会う前から笑顔で上機嫌なんだそうです。
たしかにそうかも!
とはいえ、自分は笑顔で柔らかな空気をつくろうと心がけても
相手の空気がピリピリしていることもあります。
そんな中で会話をしなければならない時、
どうしたらいいと思いますか?
答えはこの本に書かれています。(笑)
答えが気になる方は是非読んでみてね!
この本はどなたが読んでも勉強になると思いますが、
イチオシは新人さんたちです。
入社式以降、様々な人とコミュニケーションを取ってきたと思いますが、
どうですか?うまくしゃべれなかったと落ち込んでいる方もいるのでは?
この本を読めば、来週はすこ〜し肩の力を抜けるかも♪