か「」く「」し「」ご「」と「
2017年4月5日
こんにちは、田島悠紀子です。
2017年度も引き続き、
・水曜・木曜のgrace
・土曜日のネッツ・カフェ・ドライヴィン
を担当していきますので、よろしくお願いします!
そして、ブログも3つ続けていきます。
・ゆきれぽ
ラジオと合わせてブログもよろしく〜。
そうそう、日々のつぶやきは、ツイッターを見てね♪
@yukky713
2017年度も田島悠紀子をよろしくお願いします〜。
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さて、今日のキノコレ(grace内コーナー13:45頃オンエアー)
で紀伊國屋書店富山店の奥野さんからご紹介いただく本は、
『 か「」く「」し「」ご「」と「 / 住野よる 』
です。
まずは、奥野さんの推薦文をお読みください。
→ コチラ
読み方は、ストレートに「かくしごと」です。
かぎかっこは読みません。
5人の高校生たちの物語で、5人それぞれの視点で描かれています。
5人とも人を見るとき、それぞれ他の人とは違った能力というか、感覚で見ています。
たとえば、
誰が誰を好きか気持ちが矢印になって見える女子もいれば、
人の気持ちが感嘆符で見える男子もいます。
この本、もしや不思議ワールド全開?と最初は思いましたが、途中で気付きました。
同じものを見ているようでも人によって見える世界は全然違う、ということなんだなと。
見え方も感じ方も全然違います。
私はこう思う。だから、他の人も同じように思っているはず、というのは間違いです。
たとえ仲が良くても100%同じ感覚であることはありません。
ある人には、笑い飛ばして数分後には忘れられるような言葉でも
人によっては、その言葉に苦しめられずっと悩んでしまうこともあります。
でも、問題を難しくしているのは、自分自身だったりするのですよね。
たいていのことは自分が思うほど、複雑ではないのかもしれません。
人の言動に振り回されがちな方は、この本を読むことで心が軽くなるかも。
ああ、私だけじゃないんだって思えるはずです。
高校生の物語だけど、大人の皆さんもぜひ!
ちなみに、私は高校生たちの気持ちがわかりつつも
あまりのもどかしさに何度もおせっかいをやきたくなりました。(笑)
そういう意味では、私はややおせっかいなパラに近いかなー。
あなたは5人のうち誰の気持ちが一番わかるかしら?