料理本
2015年8月5日
今日のキノコレ(grace内コーナー13:45頃〜オンエアー)で
紀伊國屋書店富山店の奥野さんにご紹介いただくのは、食に関する2冊、
『小林カツ代のお料理入門』と『男のハンバーグ道』
です。
★ 奥野さんの紹介文は コチラ
まず、『小林カツ代のお料理入門』は、料理が苦手な方でも楽しめると思います。
私は、こんなに楽しい料理本は初めて読みました。
料理は、細かくて面倒。わかりにくい。
いちいち分量はかるのもめんどくさいし。
という方こそ、読んでみて。
オノマトペだらけで、文章に勢いがあります。
小林さんのお喋りをそのまま聞いている感じです。
たとえば、
・ジャーッと卵を入れる
・エイヤーッとひっくり返す
・ケチャップをムニュムニュッとやる
てな具合です。
どうです?楽しいでしょ?
レシピ集は買って満足しておしまい、ということも多いですが、
この本は、しっかり読み物として楽しめ、そして知識も学べます。
とってもわかりやすく楽しいお料理本でした!
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一方の『男のハンバーグ道』は、まさに男の料理本です。
はっきり言って、めんどくさい本です(笑)。
でも、男性は好きなんだろうなー、こういう本。
ここまでやる??と突っ込まずにはいられません。
なんといっても世界一長いレシピ本ですから。
本1冊分、ハンバーグの作り方が書かれています。
著者が、究極のハンバーグを求めて、肉の選び方、こね方などを実験していきます。
他には無い本という点では、楽しめました。
でも、真似は絶対にできないし、したくない!(笑)
徹底的にこだわることがお好きな方は、是非読んでみてください。
一緒に実験している気分で。
いや、中には、真似する人もいるかもしれないなあ。
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さて、あなたは、ラク〜に料理が作れる本がお好きですか?
それとも、徹底的にこだわったレシピ本がお好きでしょうか?
私は・・・
いずれにせよ、まったく異なるタイプの本を読んでみるのは、面白いものですな。