ハンティング・パーティ
2008年5月13日
10日(土)公開の映画『ハンティング・パーティ』を見ました。
昔は花形、今はどん底の戦場リポーター、サイモン(リチャード・ギア)と
かつてサイモンとタッグを組んでいた、元戦場カメラマンのダック(テレンス・ハワード)、
そして、コネ入社の新米プロデューサー、ベン(ジェシー・アイゼンバーグ)の3人は、
大虐殺の罪を犯した極悪戦争犯罪人フォックスに取材をし、大スクープをものにするため、
命を危険にさらしながら、フォックスへ近づいていきます。
そして・・・。
この映画は、実話が元になっています。
でも、とてもフィクションぽく見えます。
事実は小説よりも奇なり、とはよくいったものです。
戦場での取材は、常に死と隣り合わせで、
スクリーンからは、常に緊張感が漂っていました。
私も、体に相当な力が入ったまま、凝視していました。
「真実」を求めて、サイモンたち3人が行動すれば、必ず「危険」が伴い、
見ているだけで、冷や汗ものです。
本当にこわかった。
でも、最後までとても興味深く見ることができました。
こわかったですが、かなり面白かったです。
エンドロールで、実際のジャーナリストの皆さんが出てきたり、
何が真実でどこがフィクションなのかを説明してくれたりしているのも
わかりやすくでグッド!
しかも、緊張感漂う重々しい映画の雰囲気とは一転、
エンドロールは、お茶目なのもいい!
はりつめていた体と心が、ふにゃぁと弛緩していきました。
あのエンドロールが無いのは、
運動後にストレッチをせずに家に帰る感じと似ているかも。
是非、心のストレッチのためにも
エンドロールまでしっかり見てくださいね!