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歓喜の歌

2008年1月31日

映画『歓喜の歌』が今週末2日(土)に公開されます。

人気落語家、立川志の輔さんの落語を、
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
の松岡錠司監督が映画化したものです。

ある地方都市の文化会館で働く飯塚主任(小林薫さん)は、
まぎらわしい名前の2つの女性コーラスグループの大晦日のコンサートを
ダブルブッキングしてしまいます。
しかもミスに気が付いたのが前日。
仕事も家庭もその場しのぎでこなしてきた主任は、
最初は、まぁ、どうにかなるだろう…と高をくくっていたのですが、
それがどうにもならなくなってきます。
そして…。

正直、小林薫さん演じる飯塚主任を見ながら、
私はイライライライラ…ストレスがたまっていきました。
だって、まったくやる気がないんですもの。
しかも本当にいそうなんですよ、こういう人。
私のもっとも嫌いなタイプ(笑)。
まぁそれだけ普通の人たちの日常を描いている、ということなんですけどね!
映画によっては、なんとなく客観的に映画の中の出来事を眺めていることもありますが、
『歓喜の歌』は、映画の世界に入れました。
ママさんコーラスのメンバーが発する言葉に共感し、というより、
まるで自分が言っているような気持ちになり、一人で勝手に白熱。

そして、そんな腹立たしい飯塚にもちょっとずつ変化が生じてきます。
どのように変わるのかは映画でお確かめ下さい♪

映画を見ている自分の心のバイオリズムをあらわしたら、
途中までは激しく変動しつづけますが、
最後は、びゅーんと高いところまで上昇したまま下がりませんでした。

それから、飯塚主任の、私の評価も変わりました。

人の心がどんなことに反応し変化するのか。
そんな変化が心地よく、人間っていいなぁと思えました。

★『歓喜の歌』は、2月2日(土)公開です!

また、3日には、ファボーレ東宝・高岡TOHOプレックスで
プレミア上映会を行います。
原作の立川志の輔さん、主演小林薫さん、松岡錠司監督をゲストに、
2月3日(日)、
ファボーレ東宝は11時より舞台挨拶開始、舞台挨拶終了後映画上映。
高岡TOHOプレックスは10:25映画上映開始、上映終了後舞台挨拶です。
チケットは31日より各劇場窓口にて販売開始となります。
 
是非、ご覧下さいませ♪

yukikotajima 11:06 am