『アース』
2008年1月20日
映画『アース』を観ました。
今の地球をうつしだしたドキュメンタリー映画です。
人間は一切出てきません。
まるで動物たちの星のようにも思えます。
地球の環境が良くない方向に向かっているのは、みな周知のこと。
でも、具体的にどういう現象が起きているのか知っているか、
と聞かれたらわからない方も多いのでは?
もしくは、自分以外(人間以外)のことは、
「興味ないしー」という感じかしら。
環境保全をなぜしなければいけないのか、
私は、様々な動物の母親たちから教わった気がします。
母親の子供を守る気持ちは、
生あるものなら、人間も動物も変わらないんですね。
それは、母としての本能からくるものなのでしょうか。
『アース』には母親たちの愛が、つまっていました。
言うことを聞かない子を見守るホッキョクグマの母のあきれながらも優しい目に、
敵から守る子を守るゾウの母のたくましい太い足に、
常に子に寄り添うように一緒にいるクジラの母の傷だらけの体に、
私は心打たれました。
本当は動物たちは、そんなことは思っていなくて、
私が勝手な憶測で、動物たちの気持ちをわかった気になっているだけなのかもしれません。
でも、私は心を動かされました。
日々の忙しさに追われていると、
あまり、今自分が住んでいる地球について考える時間も無いかもしれませんが、
たまには、自分以外のことも考えて見ませんか?
たった約2時間だけで、もっと長時間長期間地球を見つめていたような気持ちになれますよ。