映画を3本ご紹介!
2007年2月5日
今日は、映画を3本ご紹介します。
今週末公開のものが2本、
3月上旬公開予定の映画が1本です。
★『 キトキト 』(3月上旬公開)
タイトルからもおわかりのように、富山県は高岡市が舞台の映画。
全編を通して、富山弁と富山の景色(特に高岡の)を味わうことができます。
私は「高岡大仏」の見方が変わりました。
なぜかは、映画で確かめてね♪
映画は、
大竹しのぶさん演じる肝っ玉母ちゃんが、最高にいい味出してます。
破天荒で強烈!
曲がったことが大嫌いで、気に入らなければ、どんなことでもしてしまう。
その潔さが爽快〜。(客観的にはね。。。当事者だったら大変です)
その上、二人の子供が、本当にダメ。
富山弁でいうところの、ダラな息子と娘です。
「キトキト」は、そんなパワフル母ちゃんと、ダラな子供たちの物語です。
テンポ感もあって、笑いも所々ちりばめられていて面白い、のですが、
泣ける。。。
私は、泣きました。母の愛に。
それも、何度も。
いい映画でした。
富山が舞台になっているから、というのもありますが、
いい映画なので、たくさんの方に見ていただきたい!
ただ・・公開は、3月上旬と、だいぶ先なので、もうしばらくお待ちください♪
★『 麦の穂をゆらす風 』(2月10日公開)
イギリスの名匠ケン・ローチによる、
カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた人間ドラマ。
20世紀初頭のアイルランド独立戦争とその後の内戦で、
きずなを引き裂かれる兄弟と周囲の人々の姿を描いています。
タイトルは、アイルランド伝統歌の名曲から。
同じ人間なのに、生まれた国が違うだけで、
ただ、友達と集まっていただけで、
母国語をしゃべっただけで、、、
殺される。
そして、昨日まで仲間だったのに、殺し、殺される。
辛すぎる悲劇に、涙も出ませんでした。
ただただ、胸がしめつけられ、苦しくて、悲しくて、
映画を見終わった後に、ずど〜んと落ちました。
映画のことを考えていたら夢にまで出てきました。
私が映画の中の一人になっていて、
かなりの恐怖を感じ、目が覚めたほど。。。すごい影響力です。
緑あふれる美しい風景も、
どこか切なく、寂しく感じました。
決してハッピーな映画ではないけれど、
こういう映画こそ、多くの人に見てほしいと思います。
★『 バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 』(2月10日公開)
現代の若者が、バブル崩壊を食い止めるために1990年の
バブル絶頂期の東京にタイムスリップするラブ・コメディ。
『私をスキーに連れてって』などを作ったホイチョイ・プロダクションズ制作。
完全にバブルを再現しています。
建物も、服装も、化粧も、髪型も・・。
言葉の変化も面白かった。
「ヤバイ」の意味が、いい意味で使われるようになったのは、いつからだろう?
17年前に使われていなかったのは、確かなようです。
1990年の3月。
私は小学5年生でした。
だから、当時の大人の世界のことを全て知っているわけではないのですが、
でも、楽しめましたよん♪
そういえば・・・
「大人になったら、私もあっしー君みつけるんだ〜」
「え〜私は、みっちーがいい」
なんて、友達と言っていたな〜(笑)
映画そのものは、かなり、ぶっとんだ内容ですが(笑)、
バブル時代の再現は、かなり楽しかったです♪
私もバブル時代の女子大生になって、
チヤホヤされてみたい。。。と思ってしまいました(笑)。
ちょっとだけね。ちょっとだけ。
バブル世代は、是非。
そうでない世代も、ちょっとのぞいてみては?けっこう面白いよ〜♪