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何のために働くのか

2013年9月10日

私の趣味は読書です。

(って知ってるよ、って感じですよね。笑)

好きなジャンルは小説。
旅のエッセイも好き。

また、言葉関連の本も好んで読みます。

ただ、あまりすすんで読まないものも。

それは、ビジネス書。

読んでよかったという本ももちろんたくさんあるのですが、
私の読解力が無いばかりに全く頭に入ってこないことも多く、
正直言って苦手なジャンルです。

でも、そんなことを言っていたら世界が広がらない!

面白い、つまらない、と感じるのも読んでみなきゃわからない!

ということで、読んでいます。

「読んでいます」と現在進行形なのは、
実は、お世話になっているある方から
10冊近くビジネス書をお借りしまして、
実際、毎日「読んでいる」からです。

「是非読んでみて」と笑顔で渡されたのですが、
つまりは「田島、勉強しろ!」ということなのだと思います。(笑)

こうなったら苦手だし…なんて言っていられません。

お借りした以上は、しっかりと読みたいと思います。

***

まず、読んだのはこちら。

『 何のために働くのか〜自分を創る生き方〜/寺島実郎(文春新書)』

この本は、就職活動中の学生向けなんだそうです。

ちょっと難しい箇所もあるけれど、
でも、寺島さんはこれから働きに出る学生さんに対して
素晴らしいことをおっしゃっています。

私が一番心に残ったのはこれ。

「会社が自分を育ててくれる、という過度な期待を捨てること。

してもらうのではなく、自分が会社や社会に何ができるのかを考えるべきである」

と。

学生時代にこの言葉に出合いたかったなあ。

私も入社間もないころは、
「どうして教えてくれないんだ?」と思っていましたもの。

でも、今ならはっきりわかる。

自分が甘かっただけだ、と。

職場の先輩たちは先生ではありません。
でも、ある意味では先生でもあります。

学生時代と学び方が変わっただけです。

受け身ではなく、自ら学ぶという風に。

学生の皆さん、内容はちょっと難しい箇所もあるかもしれないけれど、
この本を読むと、もやもやしていたものが少しすっきりするかもよ!

それから、この本は大人の皆さんもぜひ。

「今どきのわかいもんは!」とひとくくりにする前に、
まずはこの本を読んで若者というものを勉強してみて下さい。

私は、就活をしていた学生時代に心が戻されました。

時々、こうやって初心を思い出すことは大切なことですね。

さて。

秋の読書〜ビジネス書編〜

1冊目からさっそく勉強になりました。

次はまとめて2〜3冊一気に感想をアップしたいな。

yukikotajima 5:46 pm