2012年の田島オススメ本♪
2013年1月4日
2012年は、62冊の本を読みました。
ちょっと少なかったかな。
でも、長編が多かったので、
1冊をじっくり読んだ1年だったように思います。
何度、読み終えたら朝だった!を繰り返したことか…。
2013年こそは計画的に読もう、と思いつつ、
早速元日の夜から2日目の朝にかけてやってしまったのですが。
あはは〜。
まあ、いい作品を読み終えた後は、
たとえ寝不足でも気持ちは充実しているのですけどねー。
でもほんと、寝ることも忘れるほど夢中になれる本に出合えることは、
とても幸せなことですよね。
今年もいい本とたくさん出合いたいな。
さて、遅くなりましたが、2012年の私田島の個人的ランキングです!
と言いつつ…
1位を選べませんでした。
スミマセン。
そこで、去年同様、これだけは読んでほしい、
という5冊を選んでみました。
でも、この5冊に絞るのも大変だったのよー!
過去の自分のブログを読みながら、
ああ、この本もよかった。
この本も、この本も…
なんて挙げていったら、あっという間に10冊を超えてしまって、
さすがに多すぎるよな。せめて5冊くらいかなあ、
というか、5冊にしぼる必要はあるのか?
だって、どれも読んでほしい本ばかりだし。
などとブツブツ独り言を言いながら(笑)、
なんとか5冊、選んでみました。
/////// 参考までに /////////////////////////////////
●2011年の田島オススメ本はコチラ
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=2122
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それでは、ぜひ読んでほしいと思う5冊をご紹介します。
リンク先は、その本に対する私の感想です。
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■『蜩ノ記/葉室麟(祥伝社)』
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=2142
とにかくいい本でした。
泣けて泣けて仕方なかった。
日本語の響きも心地よく、
声に出して読みたくなるような情景描写にうっとり。
あまりにもいい本で、思わず読後に本を抱きしめてしまったほど。
丁寧に読み進めたくなる本でした。
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■『ナミヤ雑貨店の奇跡/東野圭吾(角川書店)』
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=2318
ファンタジーが苦手な方も楽しめると思います。
まるでラジオのような空気感もありました。
ラジオ好きの方は、きっと好きになると思う。
そして、この本も泣けます。
優しい気持ちになれる1冊です。
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■『晴天の迷いクジラ/窪美澄(新潮社)』
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=2375
この本は、読み始めてすぐは、読んだことを後悔しました。
なぜならめんどくさい内容だったから。
でも、読んでいくうちに、
絡まった糸がするすると解けていくように心が軽くなり、
本から目が離せなくなってしまいました。
途中で読むのをやめなくて本当によかった!と心から思いました。
今モヤモヤを抱えている方は、
この本の中に心の霧が晴れるヒントがあるかもよ。
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■『朱鳥の陵(あかみどりのみささぎ)/坂東 眞砂子(集英社)』
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=2393
飛鳥時代の奈良が舞台のお話です。
まるで本当にタイムスリップしたかのような不思議な感覚を味わいました。
本を読んでいるだけなのに、
実際に触れたり味わったりしたような感じがありました。
あなたも飛鳥時代へ旅してみませんか?
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■『光圀伝/冲方丁(角川書店)』
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=2600
おじいちゃんの印象の強い黄門様のイメージで読むと、きっとこんがらがります。(笑)
なぜなら、この本の光圀はたくましい若者だからです。
光圀の、知らないことに対して無知を認めしっかり学ぶ、その姿勢に心打たれました。
心をメラメラと燃やしてくれる1冊です。
新年最初の1冊としてもいいかも。
・・・
ということで、私田島が是非読んでいただきたい5冊を選んでみました。
普段本を読まない方も、せめてこの中から1冊は読んでもらえたら嬉しいなあ。
今年2013年も様々な本を、
ラジオとブログでご紹介していきますので、
本選びの参考にして頂けたらと思います。
今年は、できれば去年より1冊でも多くの本を読みたいな。
それでは、今年もどうぞよろしくお願いします。