75.76 レイルウェイズ関連の本
2011年12月27日
現在大ヒット公開中の映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』。
もうみなさんはご覧になりましたか
私ももちろんみましたが、
富山が舞台ということを抜きにしても、
とてもいい作品だったと思います。
そして、実は今、このレイルウェイズ関連の本が、よく売れているようです。
まず、12月15日に発売された
『富山から拡がる交通革命
—ライトレールから北陸新幹線開業にむけて
/森口将之(交通新聞社新書)』。
映画『レイルウェイズ』の舞台、地鉄の話はもちろん、
富山の乗り物事情について書かれています。
ただし、富山にはこんな乗り物がありますよ、
というような乗り物の紹介で終わるのではなく、
人と環境に配慮した乗り物を軸としたまちづくりを進める
「富山」について書かれています。
また、富山の過去、現在、そして未来についても触れられていて、
客観的に富山を知るという点でも、大変勉強になる1冊だと思います。
ちなみに、本を書かれたのは、東京出身のモータージャーナリスト、森口将之さん。
日本のみならず、世界各地の交通政策を取材された交通のプロの目に、
富山はどのように映ったのでしょうか?
気になる方は、ぜひ読んでみてください。
私はこの本を読んで、富山の未来が楽しみになってきましたよ♪
・・・
そして、もう1冊が、
映画『レイルウェイズ』で主演をつとめた
三浦友和さんの初めての自伝的「人生論」、
『相性(小学館)』です。
タイトルとなっている『相性』とは、
奥様である、元歌手、山口百恵さんとの
「夫婦円満の秘訣」に対する答えのことなんだとか。
この本には、百恵さんとの出会いや結婚生活のほか、
子どものころの話や子育ての話などがつづられています。
私は、読みながら、
以前、別の映画でインタビューをさせていただいたときの
穏やかな語り口&表情を思い出していました。
というのも、本当に三浦さんが喋っているような感じなのです。
それもそのはず。
この本は、三浦さんへのインタビューをもとに構成されていました。
とにかく自然体なのです。
愛を語ることに慣れていない日本人が、愛を語ろうすると、
どこか恥ずかしさがあったり、
言えば言うほど胡散臭くなってしまったりしがちですが、
三浦さんが奥様への愛を語っても、全然おかしくないのです。
私は、以前、インタビューをしたとき、
お久しぶり〜、と言わんばかりに(もちろん初めてですが)、
普通に接して下さったことで、
すっかりファンになってしまったのですが、
この本を読んで、ますますファンになりました。
まえがきに書かれた(本の帯にも書かれています)言葉も素敵です。
「私は、素晴らしく相性の合う女性と出会い結婚できたといえる。
出会いから30数年倖せに暮らせているのだから、
たぶん勘違いではなさそうだ」
って、私も結婚して30年たった時に言われたい!
というか、そうお互い言い合えるような相性のいい人と結婚したい。(笑)
それから、この本は「人生論」なのですが、
ラスト2ページに書かれた言葉のような人生を私も送りたいと思いました。
どんな言葉かって?
それは、ぜひ「相性」を読んでみてね。