23.24 鯨とりとレイルウェイズ
2011年12月2日
今日は、最近見た映画をご紹介します。
最近といっても、こちらは1ヶ月近く前ですが。
富山水辺の映像祭で上映されていた作品です。
『鯨とりナドヤカンダ』
1984年、韓国で大ヒットしたロードムービーです。
男2人女1人の3人の逃避行は、笑いどころ満載で、とても面白かったです。
韓国の映像作品というと、
美男美女が出てくる美しい作品が多いイメージを持っていましたが、
この作品は、とても自由。
見た目よりおもしろさに重きが置かれていて、
今から30年近く前の韓国に、こんな自由な作品があったことにビックリしました。
今の韓国の映画やドラマにはまっている方たちが、
この作品を見たら、きっと驚くのではないかしら。
というか韓流ファンの方にこそ、是非見ていただきたいなあ。
テンポも音楽も気持ちのいい映画でした。
・・・
そして、もう1作品は、公開2日目に見ました。
富山が舞台となった映画。
『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』。
こちらは、公開まで待てず、
先に小説を読んでしまったのですが、
この作品に関しては、小説を読んでから映画を見ても、
まったく違和感はありませんでした。
どちらかというと、あえて読んでいただきたいくらいです。
映画をご覧になってから読んだら、より作品世界を深く理解出ていいかも。
ちなみに、私の小説の感想はこちら
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/blog/tajima/?p=2049)
本の感想に、主人公のあるセリフに感動し、
もし映画の中で登場したら泣いてしまいそうだ、と書きましたが、
まさに、泣いてしまいました。
あらためていいセリフだなと。
でも、そんないいセリフを言う主人公なのに、
近い存在の人には肝心のひと言が言えないのですねえ。
素直になれない大人たちに、
なにやってんのよ!と、心の中で突っ込みつつも、
では私は素直か?と言えば、
はいっ!と即答できる自信も無く。
ご夫婦はもちろん、本当は素直な気持ちを伝えたいのに、
なかなかできずにいる方には、見ていただきたい映画です。
でも、一番は、世の中の頑固なお父さんかな。(笑)
私の父も頑固ですので、もちろんすすめておきました。
でも、見に行くかなあ。
今度、父と母に、映画チケットでも贈ろうかしら。
そうでもしないと、父は母と二人で映画を見に行くこともしなそうだからなあ。
映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』は。
富山は先行で11月19日に公開されましたが、
全国公開は、明日12月3日です。
是非、このブログをお読みの県外の皆さん、
富山だから、ということだけでなく、
作品としてとても素敵な作品ですので、是非ご覧下さいませ。
富山の美しい景色も見どころの1つですよ♪