61 レイルウェイズの原作
2011年11月2日
今日のキノコレ(13:45〜オンエアー)は、
12月3日公開、富山では11月19日に先行公開される
映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』の原作本を、
紀伊國屋書店富山店の橋本さんからご紹介頂きます。
原作は、大石直紀さんが書かれており、小学館から出ています。
◎橋本さんの紹介文はこちら
⇒ http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_1438.html
私は、映画館で映画上映前の予告は何度も見ているため、
出演者や映画の雰囲気が頭にあり、
本を読みながらなんとなく出演者が頭に浮かんできました。
と言っても映画本編はまだ見ていませんので、あくまでも想像ですが。
その分、読みやすさがあり、さらっとあっという間に読めました。
また、富山が舞台ということで、
おなじみの地名や、富山弁が出てきて、
親近感のわく作品でした。
本を読み、映画を見た後は、
この本を片手に、ロケ地めぐりにでかけたくなる方、続出するかもしれませんね。
ストーリーに関しては、
橋本さんが書かれておりますので、
私は、印象に残ったセリフを。
主人公の運転士(滝島)が、新人運転士から、
「ぼくも滝島さんのようなうまい運転士になって無事故を続けられるようになりたい」
と言われたときの返しがこちら。
「運転がうまいから無事故を続けられるわけじゃない。
運転が下手だから反省して、同じ失敗を繰り返さんようにする。
俺はただそれを心がけてきただけだ」
この言葉を読んだ時、心がじゅわっと熱くなりました。
いい言葉に出会った時、私は心が熱くなるのですが、
今回もじゅわっときました。
そう、そのとおりだと思いました。
偉そうな態度で、失敗すると人のせいにする大人に、
私は今まで何度も出会いました。
その度、理不尽な悔しさに涙をこらえながら、
私は絶対にこんな人にはならないようにしようと思いました。
でも、そういう人に限って、自分は仕事ができる!と信じて疑わないのですよね。
きっと、この主人公のような言葉は絶対に出てこないんだろうな。
私もおなじです。
できないから、練習も勉強もするし、準備をするのです。
この言葉に出会えたことに感謝。
映画では、どうだろう。
この言葉は、使われているのかなあ?
もし、登場したら、その瞬間、泣いてしまいそうだ。
映画の公開は、11月19日です。
公開が待ちきれない方は、是非、原作から楽しんでみてください!
あ、でも、読んだら、ますます映画を見たくなってしまうかも。(笑)