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13 映画『阪急電車 片道15分の奇跡』

2011年6月23日

昨日、「ゆきれぽ」に、小説『阪急電車』の感想を書いていたら、
無性に、映画『阪急電車 片道15分の奇跡』が見たくなり、
上映時間を調べてみたら、なんてグッドタイミング!
今から行けば、間に合うじゃないか!
ということで、ブログを書いたその足で、映画館へ。

小説もよかったけれど、映画もよかった。

どちらがどうとか比べることなく、
どちらもよかった。

というか、この作品を映画化してくれてありがとう!と言いたいくらいによかった。

配役も合っていましたし。

たまたま電車で乗り合わせただけ、でも、
人生が大きく変わってしまうような出会いにつながることもありますし、
知らない人だからこそ、本音を見せられることもあります。
そして、知らない人だからといって、放っておくこともできない。

それが、人なのですよね。

この作品は、そういった「人」を描いた優しい映画でした。

もちろん、嫌な人もいるけれど、
そういった人たちばかりじゃない。
見てくれる人は見てくれているし、
わかってくれる人もいる。

全員が敵だなんてことは無い。

なんだか、救われる作品でした。

私は、小説を読んでストーリーを知っているにも関わらず、
何度も涙を流し、何度も笑ってしまいました。

いい作品でした。

そうそう!

エンドロールに、原作ファンへのサプライズがありますので、
どうぞお見逃しのないように♪

それにしても、中谷美紀さんは、美しかった。
『仁』の野風さんも美しいけれど、今回もキレイでした。

yukikotajima 12:30 pm