ジョゼと虎と魚たち
2007年7月20日
『ジョゼと虎と魚たち』
2004年に映画化された作品です。
どこにでもいそうな大学生の恒夫と、
足の不自由な女の子の恋愛を描いています。
なかなかタイミングが合わず見られなかったのですが、
やっと、やあっっと、見ることができました。
深夜に一人、自分の部屋で鑑賞。
映像と音楽と間(マ)が、とても映画らしい映画で、
心地よさと痛さが、絶妙のバランスでミックスされていました。
映し出される景色も、流れる音楽も、登場人物も、
みんなキレイで美しい。
でも「キレイゴト」では終わらない。
恒夫は「弱い」人だけど、これが「普通」の人なのかもしれないな。
見終えた後は、やるせない思いが、私の心の中を占領。
夜中に一人、部屋の中で見ていたこともあり、
どんどん私の内なる世界に映画が浸透。
たとえ、口に出した言葉が本音でも、嘘をついていなくても、
心の声と口に出して発する声が「イコール」で結ばれるとは限らない。
どこで、変わってしまうんだろう。
そして、どこで、その変化に気づくんだろう。
心が弱いから、コロコロ変わってしまうのかな。。。
などと、考え始めたら、もうわけがわからなくなって、
考えすぎて疲れてしまいウトウトウト。
寝てしまいました(笑)。
あぁ、なさけな・・。
『ジョゼと虎と魚たち』。
映画館で見たかったなー!
何で見なかったんだろ。くやしー。