56『モードの方程式』
2010年10月10日
明日は、いよいよ
「BLEU COMME BLEU エキチカプロジェクトファイナル365」
です。
先ほど、リスナーモデルの皆さんや、
ブルーコムブルーのスタッフの皆さん、
メーカーの皆さんと一緒に、前夜祭を行いました。
明日に向けて、皆で気持ちを1つにしよう!
という趣旨で開催されたのですが、とても楽しい会でした。
私も美味しいワインにややほろ酔い気味です。(笑)
イベントに関わる全員が熱い思いを持ってのぞみますので、
ぜひ、お時間のある方は、遊びにいらっしゃってくださいね。
お待ちしています!
詳しくは、
BLEU COMME BLEU エキチカプロジェクトファイナル365
のサイトをチェックしてください!
さて、その、明日の「ユキコレ(13:45ごろ〜オンエアー)」は、
せっかくなので、「ファッション」関係の本をご紹介します。
今回ご紹介するのは、
中野香織さんの『モードの方程式』というファッション・コラム集です。
ご存知の方もいるかもしれませんが、
著者の中野さんは、実は、富山ご出身のエッセイスト、服飾史家です。
ファッションに関わる、たくさんのエッセイを出版されています。
その中の1冊、『モードの方程式』を読みました。
一言で言えば、衣服の雑学集です。
何気なく着ている服に隠された物語を、
中野さんの軽快なエッセイで知ることが出来ます。
例えば、
カーディガンもチノパンも「軍」が発祥とか、
ハンカチの起源は、求愛の小道具だった!とか、
かつては、ブルーこそ女の子の色で、ピンクは男の子にふさわしい色だった、とか、
シャツのすそを出してはいけない本当の理由などが、
書かれています。
へぇ、そんなんだ〜!
と、初めて知ることばかりで、かなり興味深く読むことが出来ました。
おしゃれ大好きな皆さんには、ぜひ、読んでいただきたい1冊です。
この本を読んだ後は、洋服を見る目が、少〜し、変わるかも。
かわいい〜!と、自分の好みで着るのももちろんいいと思いますが、
それだけじゃなく、そこに意味を持たせる服の選び方というのも、
なかなか「クール」でステキだな、と思いました。
ちなみに、この「クール」という表現ついての項目もありました。
どのようなことが書かれているのかは、ぜひ、本を読んでみてください。
『モードの方程式』は、すでに文庫化もされていますし、
エッセイなので、1つの話題につき、2〜3ページという、
短時間でも読める分量になっています。
この秋、バッグに忍ばせて、ちょっとした空き時間に少しずつ読まれてみては?