48『ひそやかな花園』
2010年9月6日
今日は、めずらしく(?)2回目のブログアップです!
今日のキノコレ(『grace』内13:45〜オンエアー)で、
紀伊國屋書店の朝加さんから、
角田光代さんの『ひそやかな花園』
をご紹介いただきます。
詳しくは、graceインフォメーションを見てね↓
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_1052.html
幼い頃、毎年サマーキャンプで一緒に過ごしていた7人。
ところが、突然キャンプはなくなります。
記憶もあいまいなまま大人になった7人は、
あのキャンプはどのような集まりだったのか?
それぞれ、疑問を抱き始めます。
そして、別の別の人生を歩んでいた彼らが、
あらゆる方法で、連絡を取り合い、再び集まることに。
7人は、衝撃の事実を知ることになります…。
7人の子供たちに加え、その親なども登場してくるため、
最初は、人数が多いなあ、と思いましたが、
でも、それぞれ、キャラが全然違うので、
一度、どのような人物か認識してしまった後は、
苦と感じることなく、読み進められました。
大人になった登場人物たちの心の内、喋りや思考のクセが、
私の知っている人たちのそれととても似ていて、
小説の中のお話なのに、まるで自分の知っている人の話のようでした。
中には、自分の思考と似ていて、
客観的に、自分を見る人の「目」に触れたようで、こっそり反省も。
ちなみに、誰のどこに似ていたかは、秘密です。(笑)
この本は、あまりベラベラ喋りすぎると、
つまらなくなってしまいますので、そろそろやめておきます。
どんな事実が待っているのか?
その事実を知った後、7人は何を思い、どんな行動をおこすのか?
気になって、気になって、気付いたら、1冊、無我夢中で読んでしまった本でした。
あなたも、是非、このドキドキを味わってみてね。
詳しくは、今日のキノコレをきいてね〜!