26・27 閃光&ニューシネマ
2010年7月2日
昨日のgaceでご紹介した映画『ロストクライム 閃光』。
伊藤監督と主演の渡辺大さんのインタビューをお送りしましたが、
聞いていただけましたか?
graceブログにも書きましたが、監督は、素晴らしい方でした。
年齢や立場ではなく「心」で接する監督の振る舞いに、
一瞬でファンになりました。
私自身、仕事柄、色々な人に会ってきましたが、
中には、反面教師になるような出会いもあります。
でも、伊藤監督は、まっすぐそのまま、勉強になる方だなと思いました。
御年、70歳を超える伊藤監督が、魂込めてお作りになった映画
『ロストクライム 閃光』は、7月3日(土)に、
TOHOシネマズファボーレ富山で公開されます。
って、監督の話ばかりで、どんな映画なのか一切紹介していませんね。(笑)
三億円事件がテーマの映画です。
渡辺大さんは、その事件を追う刑事さんの役を演じています。
いまだ解決していない事件ですが、この映画を見ると、
きっと、本当にこういう結末なのかもしれないなぁ、という気分になります。
実際、監督自身、色々リサーチしたうえで導き出した結末だということで、
自信をもって「決定版です!」とおっしゃっていました。
さて、どのような結末が待っているのでしょうか?
是非、ご覧ください。
・・・・・・・
今日は、もう1作品をご紹介します。
午前十時の映画祭の作品です。
午前十時の映画祭について詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
↓
http://asa10.eiga.com/
富山で明日まで上映しているのが
『ニュー・シネマ・パラダイス』です。
この作品を見るのは、十数年ぶりで、だいぶ内容を忘れていたため、
新鮮な気持ちで見ることができました。
映画が人々の生活を潤す&彩る大切なものであった時代の、
映画を見ている人々の表情が、何とも言えず、いいもので、
そういった様子を見ているだけでウルウルきてしまいました。
その当時のことを「生」で知っているわけではないのに…(笑)
特に、主役のトト少年の笑顔は、かわいかったなあ。
映画を見ている人々は、こんなにもいい表情をしているのかと思ったら、
それだけで幸せな気持ちになりました。
私も映画を見ている時は、
大きなスクリーン&大音量で、心まで大きくなっているからなのか、
真っ暗だから安心しているからなのかわかりませんが、
家でテレビを見ているときとは違って、
表情も感情も大きくなっているように思います。
だからこそ、いちど見ただけでもずっと心に残るのかもしれませんね。
そして、いい作品は、やはり何度見ても感動できますね。
また、見た時の自分の状況によって、心を打つポイントも変わってくるものですね。
今回印象に残ったのは、このセリフ。
「自分のすることを愛せ」
今後、この言葉は何度も私の頭の中に浮かんでくるんだろうな。