37・38 仏像の本
2010年6月21日
今年は、奈良が遷都1300年ということで大盛り上がりですが、
奈良といったら「大仏」を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
その奈良には、大仏以外にもたくさんの仏像があります。
今日ご紹介する本は、そんな仏像の本です。
今日の「キノコレ(13:45〜放送)」で、紀伊國屋書店富山店の定村さんから
たっぷりご紹介頂きますので、私からは軽くご紹介します。
☆定村さんの紹介文はコチラを見てね↓
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_1004.html
★『仏像がもっとわかる本』
奈良をはじめ、全国各地の仏像(富山の仏像も!)が載っています。
「仏像の見方がわかる基礎知識」が、
わかりやすく、写真や絵で紹介されています。
へぇ、と思うことばかりで読んでいてとても面白かったです。
中でも、そうだったのか〜!と驚いたのは、
作られた当時の仏像は、「ド派手」な色彩だったということ。
すっかり色が落ち、落ち着いた色合いの仏像に慣れきっていましたが、
あれは、長い年月が経って、色が落ちていただけのことで、
実は、ボディは金ピカで、装飾も赤、青、オレンジ、など派手な配色だったのだとか。
この本には、デジタル再現された金ピカ大仏も載っていますので、是非、見てみてね〜!
わびさびは、どこへやら?という気分になります。(笑)
★『たびカル 奈良 仏像めぐり』
こちらは、もうちょっとカジュアルな本です。
本の装丁は、シンプルで、まるで詩集のようです。
バッグに簡単に持ち運べるサイズで、奈良旅のお共にぴったり。
仏像だけでなく、お寺や奈良の観光情報、お土産なども載っています。
旅中の電車やバスのちょっとした空き時間にも読めます。
と、今日は2冊の仏像本をご紹介しました。
読んでいるうちに、無性に奈良に行きたくなってきました。
私は、中高の修学旅行で2度行ったきりなので、
できれば、1300年祭の今年のうちに、大人の修学旅行に行きたいな〜。