『世界を食べよう!旅ごはん』
2022年10月12日
こんにちは。田島悠紀子です。
昨日から政府の水際対策が大幅に緩和され、
日本への入国者数の上限がなくなったほか、
外国人観光客の個人旅行も解禁されました。
また、政府の全国旅行支援も東京を除く46都道府県で始まり、
さっそく申し込みが殺到したようですね。
旅と言えば、だいぶ前に旅に関する本を買った気がするなあ、
と家の積読タワーを眺めてみればありました。
『世界をたべよう!旅ごはん/杉浦さやか【祥伝社黄金文庫】』
世界各国の食べ物を食べる人たちのイラストが描かれた
とってもかわいい雰囲気の表紙と
本の帯の「妄想旅行のおともに」という一言を見て、
読んでみようと買ったのでした。
ちょうどコロナ禍でどこにも行けなかった時だったので。
本のページを開いてみれば、
柔らかなタッチのイラストが満載で
見ているだけでのほほん気分に。
著者の杉浦さんはイラストレーターで、旅行が大好きで
これまで多くの国を旅してきたそうです。
この本には、杉浦さんが旅で食べた旅ごはんの中から
もう一度食べたいものだけを載せたそうです。
軽食やB級グルメの紹介が多いのですが、
セットで紹介されているのが各地のビール!
食べ物もだけど、読めば読むほどビールが飲みたくなる一冊でした。
ベルギー、ノルウェイ、チェコのビールを飲んでみたい〜!
あと、私が利用してみたいと思ったのは、
ドイツ・フランクフルトのDJディナーです。
テクノのDJがプロデュースしたレストランで、
コース料理の内容によってかかる曲が変わっていくのだとか。
しかもここは「ベッドレストラン」で、
マットレスの上に座って食事を楽しむんですって。
料理にも遊び心が散らされていて、
まるでエンターテイメントを体感している感じだったそうです。
これは楽しそう!私も味わってみたい!と思ったのですが、
すでに閉店していそうです。残念。
他には、私が以前食べたものも紹介されていて、
懐かしい気分にもなりました。
例えば、愛媛で食べた「ことり」のうどん。
地元に住む方から教わったお店で、
甘めのおつゆが印象に残っています。
そして、そういえば私もこれまでの旅で
美味しいものをたくさん食べてきたなあと、
過去の旅のことを思い出しながら、
私がもう一度食べたいものって何かしら?
とそれこそ妄想旅ごはんを楽しみました。
ちなみに私がもう一度食べたいものは…
・奄美大島の鶏飯(けいはん)
・愛媛のミカンジュース
・台湾のマンゴーかき氷
・韓国のカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)
です。
あなたはどうですか?
もう一度現地に行って食べてみたい旅ごはんは何でしょう?
さて、今回は積読本の中からご紹介しましたが、
あなたにも買ったままいつか読もうと思いながら
すっかり忘れている本はありませんか?
読書の秋です。
新しい本との出合いももちろん楽しいけれど、
積読本の中から読んでみるのもいいものですよ。