ブログトップページはコチラ

テンションを上げるアート!

2022年6月11日

今日のネッツカフェドライヴィンのテーマは「テンションを上げる方法」でした。

私、田島のテンションを上げる方法は、美術館でアートを鑑賞することです。
美しい作品はもちろん、独特な発想や意外な視点に触れる度に、テンションが上がります。

私が最近見てテンションが上がった展覧会をご紹介します。


まず、富山県水墨美術館で開催中の企画展
「白洲次郎生誕120周年記念特別展
:白洲次郎・白洲正子—武相荘(ぶあいそう)折々のくらし」です。

第2次世界大戦後、日本の復興に尽力した白洲次郎と奥様の正子のふたりが移り住み、
生涯くらした武相荘での家族のくらし方に注目した展覧会です。

お二人の感覚がとてもかっこいいのです。
たとえば、次郎は「昔は良かった」と愚痴を言うおじさんたちに対して
「今の方がずっといい」と言い放ちますし、
お二人とも「現場」からの発想を何よりも大切にしていました。
読み応えのある図録もおすすめです。
ぜひ、お二人のかっこよさに触れてみてください。

◎公式サイトは コチラ


富山県美術館で開催中の「絵本原画の世界2022」もおすすめです。

福音館書店から1956年に創刊された月刊絵本
「こどものとも」の絵本原画が展示された展覧会で、
『ぐりとぐら』や『はじめてのおつかい』など、
おなじみの絵本の原画を見ることができます。

私は展示の1枚目の作品を見た瞬間、心をつかまれました。
その作品とは、1956年の「こどものとも」1号の
堀文子(ほり・ふみこ)さんの「ビップとちょうちょう」です。

子ども向けなのにも関わらず背景が真っ黒なんです。
黒いことでイラストがより際立ち、幻想的な雰囲気を生み出していました。

あまりにも素敵だったので、帰りにショップでポストカードを買ってしまいました。

◎公式サイトは コチラ


富山市ガラス美術館で開催中の展覧会
「カースティ・レイ:静けさの地平」も楽しかったです。

オーストラリアの作家カースティ・レイの作るガラス作品は、
まるで布のようなやわらかな質感だったり、農具がモチーフになっていたりするので、
ガラス作品は難しそう…という方でも楽しめると思います。

色ガラスがうみ出す影も美しく、見ていて惚れ惚れとしました。

ガラスと写真を組み合わせた作品も良かったです。
ガラスに映り込んだ景色をあえていかしているのが素敵でした。
自然の中をゆっくり散歩する感覚でガラス作品を楽しんでみては。

ぜひ皆さんもアートで気分を上げてみませんか。

◎公式サイトは コチラ

yukikotajima 1:24 pm