42・43 家族みんなで楽しめる本
2009年8月10日
42・43 お子さんたちの夏休みにも。
お子さんたちは夏休み真っ只中ですね。
そして、まもなくお盆休みも始まりますので、
今週末は、ご家族の皆さんでゆっくりお過ごしになる方もいらっしゃるのでは?
今日は、ご家族の皆さんで楽しめる本をご紹介しましょう。
紀伊國屋書店富山店にもたくさんのお子さん向けの本が並んでいました。
その中からオススメの本を2冊教えていただきました。
●『子どもにウケる科学手品77/後藤道夫(ごとう・みちお)』
初版は1998年に発行されたもので、
10年以上、変わらぬ人気を誇っているのだとか。
「まえがき」によれば、この本は、
日々の親子のふれあいの中で、子どもに
科学の不思議さ、楽しさ、面白さを知ってもらうための材料を、
こっそり提供するもの
とあります。
身近にあるものを使って、
子どもが驚くような不思議な現象を起こすヒントが
77例紹介されています。
そのすべての科学手品を考案されたのが、
「実験おじさん」こと後藤道夫さんです。
例えば・・・
水の入ったコップを逆さまにしてもこぼれなかったり、
手のひらでビンを吊ることができたり、
封筒の中の手紙を外から読めたりします。
どうですか?
気になりませんか?
ちなみに、イラストで実験の方法がわかりやすく紹介されている他、
なぜ、そういったことが生じるのか、答えも書かれていますので、
かなりわかりやすいと思います。
大勢の皆さんが集まりやすいお盆の前に
こっそり練習して披露されるのもいいでしょうし、
お子さんの夏休みの自由研究のヒントにしてもいいかもしれませんね。
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●『きてれつ箱 /伊藤文人(いとう・ふみと)』
こちらは、グラフィックデザイナー・イラストレーターの伊藤文人さんによるものです。
不思議な模様のデザインの上に鉛筆を置いたら文字が現れたり、
イラストの中にこっそり動物の絵が隠れていたり、
本を逆さにしてみたら、まったく異なる絵が現れたりします。
イラストですので、もちろんカラーで、
本の大きさは大人の手のひらをひろげたくらいの大きさで、正方形に近い形をしています。
お子さんはもちろん、大人の皆さんにも楽しんでいただけると思います。
というか、大人の方がはまってしまうかも!?
私は、シンプルなこの一言に一番心動かされました。
「世の中ちょっと見方を変えれば、おもしろくなることもある」
変わらない日常にややうんざり気味の方、
仕事が行き詰まっている方、
『きてれつ箱』でも眺めながら、ちょっと一息入れてみませんか?
世界が少しだけ違って見えるかも。
『1Q84』で今はやりの、パラレルワールドっぽい感じにね!
あくまでも「っぽい」ですが…。