『いちからはじめる』
2023年2月15日
今日は2月15日。新年度まで約一ヶ月半ですね。
春から新しい環境での生活が始まる方がいる一方で、
特に変化はないという方もいることでしょう。
でも何も変わらない方も、心の中では
「春から何か変えたい。新しいことを始めたい」
と思っていたりしませんか?
そんな方は、まずはこの本を読むことから始めてみてはいかがでしょう。
『いちからはじめる/松浦弥太郎(小学館文庫)』
著者は、人気エッセイストで、元『暮しの手帖』編集長の松浦弥太郎さんです。
松浦さんによると、なりたい自分になる方法は「いちからはじめる」ことだそうで、
この本には、自分を変えるための51のヒントが載っています。
いくつか印象に残ったものをご紹介しますね。
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✴︎自分のかかわることについて、つねに疑問をもとう
松浦さんは、なんのためにそれをするのか疑問をもち、
考えることが大事だとおっしゃいます。
これは、私もまさに同じことをしています。
それでも、考えが足りないこともあるのですが…。
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✴︎どんな人とも、「はじめまして」の気持ちでいよう
かつて仲良くしていた人であっても
住む世界や価値観が変わることで、
以前と全く同じ関係ではいられないものです。
そこで、「はじめまして」の気持ちが大事になるそうです。
これなら、久しぶりに再会した友人に対して
がっかりすることも無くなりそうですね。(お互いに)
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✴︎失敗に価値を見いだそう
松浦さんは、「失敗しないのは無駄」だとおっしゃいます。
失敗したことで見つかる答えもあると。
一方、人間関係の失敗に対しては謝ることが大事で、
松浦さんは一日に何回も謝っているそうです。
たしかにちゃんと謝れる人は信用できますよね。
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他にも「ゼロ」からではなく「いち」からはじめる理由や、
「今すぐ」はじめる理由なども載っています。
何かをはじめたいと思っている方は、
まずはこの本を手に取ることから、はじめてみてはいかがでしょう。
また、はじめたいことが特に無い方も、
この本を読むことで仕事や人付き合いに関しての意識が変わると思います。
51のヒントの中から、あなたの心に響くものがきっと見つかるはず。
私ははじまりの季節を前に、この本に出合えて良かったです。
さっそく基本に戻って、いちからはじめようと思います。
いや、思うだけじゃなく、いちからはじめます!
そうそう、この本は文庫ですので「500円+税」とお求めやすいのも魅力的です。
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