『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』
2021年11月24日
あなたのまわりには「頭のいい人」はいますか?
また、あなた自身は「頭のいい人」になってみたいと思いますか?
そりゃあ「頭のいい人」になってみたいけれど、
そんなの無理に決まってるよ、と思いました?
でも「頭のいい人」がどんなことをしているのか知ることはできます。
そして、それを真似することで、人生がちょっと生きやすくなるかもしれません。
今日ご紹介する本はこちら。
『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた
/中野信子(アスコム)』
著者は、脳科学者の中野信子さんです。
中野さんは、東京大学を卒業し、
東大の大学院で医学博士号を取得した後、
フランス国立研究所に研究者として勤務し、
世界中のたくさんの「頭のいい人」の姿を見てきたそうです。
そして、逆境も自分の見方にして、したたかに生き抜いていくのが、
世界で通用する、本当に賢い人の要件だと強く思われたそうです。
と同時に、日本人にはそれが足りないと。
でも、少し意識を変えるだけで「頭のいい人」には誰でもなれるそうです。
そして、脳のメカニズムから見ても
「世界で通用する頭のいい人」がやってきたことは
理にかなっているそうなんです。
では、具体的に「頭のいい人」はどんなことをやっているのか、
少しご紹介しましょう。
★ 苦手なことはきっぱりと断る
苦手なことはできる人に任せる。
人は誰かに頼りにされると嬉しいものなので、
結果的に頼んだ人も頼まれた人もハッピーというわけです。
逆に自分で抱え込んでしまってはいい結果は残せないそうです。
★ 決まった儀式を行う
勉強や仕事の前に集中力が高まる動作をする。
中野さんの場合は、サイフォンで美味しいコーヒーをいれているそうです。
また、どうしてもやる気が出ない時は
「ちょっとだけガマンして、5分間だけ集中してやってみる」
と、脳は勝手に勉強モードに入ってくれるのだとか。
★ 集中力を身につけるのではなく、集中できる状態を作る
詳しくはこの本を読んで頂きたいのですが、
途中で邪魔が入らないようにすることも大事なんですって。
たとえば、スマホのメッセージを見てすぐに返信したとしても、
頭をもとの集中状態に戻すのに30分以上かかることもあるそうですので、
集中したい時は、スマホは見えないところに置いたほうが良さそうですね。
★ 生きる指針も友となる人物も本の中では必ず出会える
これは本好きの私が一番共感したことです。
私には味方はいないなと思っても本の中には絶対にいる、
と考えれば、前向きに色々なことに挑戦していけるそうです。
確かにその通りです!
ちなみに、本ではなく「マンガ」を使って勉強するのもいいそうです。
著者の中野さんは受験生時代に
あるマンガを地理の先生からすすめられたそうです。
この作品、有名ですが私はちゃんと読んだことが無いので、
今度、読んでみようと思います。
マンガのタイトルはぜひ本を読んで確かめてください。
という感じで「世界で通用する頭のいい人」たちの
31の習慣が紹介されています。
ぜひあなたもこの本を読んでできることから始めてみてはいかがでしょう?
中野さんによると、3週間続けることがポイントだそうです。
今から本を読んで3週間というと、ちょうど年末年始の頃ですね。
新しい年を新しい自分で生きていくのも良さそうじゃないですか?