『ゆるい日本史』
2021年8月21日
今日のネッツカフェドライヴィンのテーマは「学び」です。
私はこの本で日本史を学び直してみました。
『東大脱力講義 ゆるい日本史 鎌倉・室町・戦国時代
監修/本郷和人 まんが/カレー沢薫』
この本では、ドラマやゲームで人気の
日本中世史(鎌倉〜室町〜戦国時代)を学ぶことができます。
この本を監修された東大教授の本郷先生によると、
歴史に名を残す武将たちも私たちと同じ人間であり、
「ズルさ」や「しょぼさ」などの「ゆるさ」に
人間の本質が垣間見られるそうです。
ちなみに、日本中世とは、
鎌倉時代から関ケ原の戦いまでの激動の時代のことで、
戦も多かったことから一番わかりにくいのだとか。
そのわかりにくい中世が学べるのがこの本です。
講義というより、楽しいお喋りを聞いているかのようでした。
どんな感じで紹介されているのかというと、
・源頼朝はすごいリーダーだったにもかかわらず、
娘の気持ちがわからなかったせいで、しくじった。
・南北朝は、まるで昼ドラ
・室町時代は、京都でごちゃごちゃやってた地味な時代
・明智光秀は、織田家というブラック企業の営業マン
などと、ざっくりまとめています。
ゆる〜いエピソードを読んでいると、
歴史上の有名人たちが現代の普通のおじさんたちのように思えてきます。
「信長、秀吉、家康のうち上司にするならだれ?選手権」
なんてものもありますし。(笑)
この本によると、やりやすい上司はあの人だそうです。
だれなのか気になる方はぜひ読んでみてください!
この本は、もう一度、日本中世の日本史を学び直したい大人の方だけでなく、
今まさに日本史を勉強中の学生の皆さんにもおすすめです。
暗記だけでない楽しい日本史が学べますよ〜。