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『透明な夜の香り』

2020年5月27日

もうすぐ梅雨がやってきます。
アスファルトの濡れた匂いを嗅いで
雨の季節だなあと感じる方もいるのでは?

あなたの鼻は敏感ですか?

私はわりと匂いは気になります。
だからといって無臭最高!というわけではありません。
自分の好きな香り、苦手な匂いがはっきりしているだけです。

とくにクサイのは絶対にダメです。
去年、台湾の屋台で嗅いだ「臭豆腐」の匂いはまったく受け付けませんでした。
思い出しただけでも、うっっ。
台湾は好きだけど、あの匂いだけはどうしても無理!

でも、今、臭豆腐の匂いを嗅いだら、間違いなく台湾の屋台を思い出します。
と同時に楽しかった台湾の記憶も。
そういえば、ちょうど一年前の今頃行ったのだっけ。
また行きたいなー。マンゴーかき氷を食べたい!

香りは、脳の海馬に直接届いて、永遠に記憶されるそうで、
久しぶりに嗅いだ懐かしい香りから、突然忘れていた記憶が蘇ることもあるそうです。

例えば、街を歩いているときに、以前好きだった人の香水の香りが突然して、
思わず振り返ってしまったことがある方もいるのでは?

***

今日ご紹介する本は、そんな「香り」にまつわる小説です。

『透明な夜の香り/千早茜(ちはや・あかね)【集英社】』


千早茜さんは、『あとかた』、『男ともだち』が直木賞候補になっています。
『男ともだち』は、以前ラジオでご紹介しています。

◎私の『男ともだち』の感想は コチラ

***

新作の『透明な夜の香り』は、
人並み外れた嗅覚を持つ調香師のもとで
家事手伝いのアルバイトをすることになった女性のお話です。

主人公は「一香(いちか)」という25歳の女性で、
調香師は「朔(さく)」という名の20代後半の男性です。

この朔は匂いから様々なことがわかります。

その人が食べたものや直前に行っていた場所はもちろん、
病気の有無や生活習慣、なんと感情までわかります。
また、花が咲く瞬間までわかるのだとか。すごい!
そういえば、花が咲く瞬間って見たことないかも。

そんな匂いに敏感な朔は、時々「匂いがうるさい」と言います。
確かに普通の人なら気にならない様々な匂いがして
その上、匂いの情報がもれなく頭に浮かんでしまったら疲れそうですね。

匂いでどんなこともわかってしまう朔の前では嘘はつけません。
なぜなら簡単にばれてしまうから。朔は嘘は臭うと言います。

そんな朔は、オーダーメイドの香りを作る仕事をしています。
それも特殊な香りの依頼が多く
「亡き夫の香り」や「入院中の息子が生きる力を呼びさます香り」
などの依頼が舞い込みます。

物語は、それぞれの依頼ごとの短編で構成された連作短編集です。
その上、朔や一香以外の登場人物もキャラが濃いので
来年あたりドラマ化されている気がします。

また、この小説には様々な香りが登場するので
常に何かしらの香りが頭に浮ぶのですが、
それだけでなく、様々な香りの知識を学ぶこともできます。

例えば、空腹時は鼻が敏感になるとか
モンシロチョウの羽はレモンの香りとか。

また、香りに加えて、一香が朔に作る手料理もたびたび登場します。
庭でとれたハーブを使って丁寧に作られた数々の料理は
どれも美味しそうでお腹が減りました。
なんだかずっといい匂いがしていた小説でした。

また、全体的に文章が美しく丁寧なのも印象に残りました。
例えば、一香は朔の声ことを「深い紺色の声」と表現します。
声を色で表現するなんて面白いですよね。
私の声は何色になるんだろう?

これからの雨の季節にお家でゆっくり読むのにおすすめの一冊です。
ぜひ雨音をBGMに読んでみてください。

そうそう、今嘘をついている人は、
ばれていないと思っているかもしれませんが、
実は嘘の匂いがプンプン漂っているかも!?

***

<紀伊國屋書店富山店からのお知らせ>

晶文社(しょうぶんしゃ)創業60周年記念フェア


現在、「今も昔も気になる本にサイのマーク」でおなじみの
「晶文社」の創業60周年記念フェアを開催しています。

ロングセラーから最近話題の書籍まで幅広いラインナップで展開中です。

私、田島も先日フェアを見てきましたが、
それぞれの本の紹介文もあわせて展示されていまして、
これがとても良かったです!

例えば子供向けの『自分で考えよう』という本には、
「この世界は、わかりきってることなんか、ひとつもない。
いつだって、あたりまえを疑って、自分の頭で考えることが大切。
哲学の知恵とノウハウを教える最良のレッスンがはじまるよ」
とありました。

この紹介文を読むと、どの本も読んでみたくなりました。
ぜひ本選びの参考にしてみてください。


<紀伊国屋書店富山店>

住所:   富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号: 076-491-7031
営業時間: 10:00〜18:00

※当面の間、午前10時から午後6時までの短縮営業です。
ご利用の際はご注意ください。

◎HPは コチラ

yukikotajima 10:57 am

『コロナの時代の僕ら』

2020年5月20日

ステイホーム以降、家にいる時間が長くなり、
私も家じゅう掃除をしたり、苦手な料理どころかお菓子まで作ったりと
家にいるからこそできることをしてきました。

最近は、家で過ごすことにも慣れてきて、
これまでほとんど見なかったYouTubeを見るのが日常になってきました。

落語、ライブ、映画など、これまで何本見たかしら。

最近見て良かったのは映像作品の『肌の記録』
なんとこれ、明日21日(木)までの期間限定なので
まだ見ていない方はぜひご覧ください。

◎『肌の記録』の動画は コチラ

柄本時生さん、岡田将生さん、落合モトキさん、賀来賢人さんの4人が
完全リモートで撮影した映像作品で、舞台は100年後の世界です。

人は家にいるのが当たり前で、基本的に外出は禁止。
すべてがリモートで行われています。
登場人物の4人も幼馴染なのですが、一度も直接会ったことはありません。
でも、みんな仲良しで、それぞれが家の中での生活を受け入れています。
なんなら外に出るのは怖いと言います。

でも。。。

私は、こんな生活が当たり前になってはいけないと思いました。

100年後、地球に暮らす人たちが、家の中にこもりっぱなしではなく
普通に外出できるような生活を送るためには、どうしたらいいのか。

そのヒントが、この本にありました。

イタリアの小説家パオロ・ジョルダーノによるエッセイ
『コロナの時代の僕ら(早川書房)』です。

この本は、紀伊國屋書店富山店の奥野晃英さんのオススメ本です。

まずは、奥野さんのコメントです。

***

ヨーロッパで最悪のコロナウイルス感染に襲われたイタリア。
そんな非常事態下でイタリア人作家が綴った魂のエッセイです。

日本は緩やかではありますが、
コロナウイルスの猛威から脱しつつあるように見えます。

だからこそ、この本を最後まで読んで欲しい。
それぞれが感じた「忘れたくないこと」を考えて欲しい。
そう思い、今回紹介させて頂きました。

***

この本は、イタリアはもちろん
日本をはじめ26ヵ国で緊急刊行された、今話題の本です。

タイトルに「コロナ」とあるとおり、コロナについて書かれています。
つまり出来立てほやほやです。
イタリアで感染が広がり、死者が急激に増えていった2月から3月に
イタリア・ローマで書かれました。

著者は冷静にわかりやすく現状を伝えています。

例えば、感染の広がりをビリヤードの球に例えて、
感染した一つの球が他の球にぶつかることで広がっていくと表現しています。

ちなみに、イタリアは先日、5月18日に外出禁止措置が解除され、
これから復興に向かっていくわけですが、著者はあとがきで
「コロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」について書いています。

例えば、乗るはずだった飛行機のチケットをキャンセルしなかった自己中心的な自分や
今回のパンデミックの原因は自分たちの軽率な行動にあることなど、
様々な「忘れたくないこと」を挙げています。

また、私たちは「はやく元の生活に戻ってほしい」と口にしますが、
著者は「何に元どおりになってほしくないのかを、よく考えておくべきだ」
と繰り返し書いています。

元どおりではなく、元どおりになってほしくないものを考えようと言っているのです。
元に戻ってはいけないこととは何なのでしょうか。

ちなみに、今のままでは必ず新しい感染症の流行が何度も訪れるだろう、
と著者は予測しています。
では、私たちはどうしたらいいのか。
この続きは、ぜひ本のページをめくってみてください。

***

<紀伊國屋書店富山店からのお知らせ>

※紀伊國屋書店富山店は、営業が再開しましたが、
当面の間、午前10時から午後6時までの短縮営業です。
ご利用の際はご注意ください。

<紀伊国屋書店富山店>

住所:   富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号:  076-491-7031
営業時間: 10:00〜18:00 ※現在、短縮営業中

◎HPは コチラ

yukikotajima 10:25 am

『今日も町の隅で』

2020年5月13日

今日ご紹介する本は、ある町に関わりのある人々について描かれた短編集です。

『今日も町の隅で/小野寺史宜(おのでら・ふみのり)【角川書店】』


小野寺さんにとって初の短編集だそうで、10の作品が収録されています。

それぞれのお話がつながっている連作ではありませんが、
全員が「みつば」という町に関わりがあります。
また、それぞれ何かしら悩みを抱えています。

物語は、まず11歳の小学生が主人公の物語から始まり、
その後、徐々に年齢が上がっていき、最後の主人公は42歳です。
なお、一人の人の成長物語ではなく、それぞれ異なる人たちです。

***

例えば、「カートおじさん」という物語の主人公は、
スーパーでレジの仕事をしている42歳の女性です。

タイトルの「カートおじさん」は、
スーパーの買い物客用のカートが乱れているのを見つけると
店員でもないのにカートを片付けるおじさんのことなのですが、
この方はカートを片付けるだけで、
普通に買い物もしてくれるし、面倒な人ではありません。

ただ、時にはやっかいな人もやってくるもので
ある日、小学生の男の子が商品のボールペンを
万引きしそうなところを目撃してしまいます。

どうすべきか悩んだ彼女は、男の子に
「レジを通してね。お願いね」とだけ言って、その場を去ります。

しかし、彼女はこの対応でよかったのか悩みます。
私は甘かったのではないか、間違ったのではないかと思っていたら
仕事に集中できず、普段はしないようなミスまでしてしまいます。

結局、小学生の男の子は万引きをしたのか。
また、カートおじさんとは何者なのか。

続きはぜひ本のページをめくってみてください。

***

他には、ある男子のせいで学校に行けなくなった女子が
その男子に誘われて一緒に地元の高校の野球の試合を見に行くお話や
高校でバンドを組んだものの、リードギターからサイドギター、
最終的にはベースになってしまった男子高校生、
作家になりたいけれどなれずに節約生活をしている30歳の男性、
妻から突然、元カレを一日だけ家に泊めてもいいか聞かれ、
心とは裏腹に「いいよ」と言ってしまった男性、
久しぶりに同窓会に出席した40歳の男性の物語などが収録されています。

登場人物は皆、普通の人たちです。
それぞれ、自分はどうしたらいいのか人知れず悩みを抱えています。
だからといって地味で暗い物語なのかといったらそんなことは無く、
どのお話も最後の一文がとてもいいのです。
登場人物たちがスッキリ明るい表情をしているのがわかります。

小野寺さんは、普通の人を描くのが素晴らしいのです。
どこにでもいそうな人たちの物語なのに全然退屈ではありません。

みんないい人なんだけど、ちょっと不器用で、
どちらかといえば、主人公ではなく脇役になりそうな人たちです。
でも実際は、脇役のほうが多いんですよね。

本を読み終えた後は、まさにタイトルの「今日も町の隅で」頑張る人たちの
幸せを願わずにはいられませんでした。

優しい気持ちになれた素敵な短編集でした。

キャラが濃かったり、激しい展開だったりする物語も面白いけれど、
こういう静かなタイプの物語も私は好きです。

最近、色々上手くいかなくてちょっとお疲れ気味という方にもオススメです。
ぜひ一作品ずつゆっくりお読みください。

また、この作品を読んでお気に召したら
以前、ラジオでご紹介した小野寺さんの『ライフ』も是非!
こちらもいい作品です。

◎私の『ライフ』の紹介は コチラ


<紀伊國屋書店富山店からのお知らせ>

※現在、紀伊國屋書店富山店は、臨時休業中です。
営業再開が決まりましたら、ラジオでもご案内します。


<紀伊国屋書店富山店>

住所:   富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号: 076-491-7031
営業時間: 10:00〜20:00 (※現在休業中)

HP:  http://www.kinokuniya

yukikotajima 11:39 am

『読みたいことを、書けばいい。』

2020年5月12日

私の仕事は「喋る」仕事ですが、
ブログをはじめ放送で喋る原稿など、書く作業も多いため
書店に行くと、趣味の小説のほか、喋りや書くことに関する本もチェックし、
気になる本を見つけると買っています。

今日は、ちょっと前に買った本が素晴らしかったので、ご紹介します。

『読みたいことを、書けばいい。
人生が変わるシンプルな文章術
/田中泰延(ひろのぶ)【ダイヤモンド社】


本屋さんでこの本を見かけてパラパラっとページをめくってみたら

「ことばを疑うことから始める」

という文章が、まず目に飛び込んできて
あ、これ、私が日頃大切にしていることだ!と思い、
他のページもパラパラと見てみたら共感だらけ。
これは読んでみたいと購入したのでした。

私は自分が書いたものだけでなく
人が書いた原稿を声に出して読むことも多いのですが、
自分の中でしっくりこない言葉に出くわすと必ず調べています。
まあ、そのせいで「田島はこまかい」と言われることもあるのですが。。。

この本は、本を読んでいるというより
著者の田中さんの話を聞いている感覚で楽しく読めました。

最近、SNSをしている方も多いですが、
毎日投稿をしている方は、ぜひこの本を読んでみてください。
きっと読んだ後は書き方が変わると思いますよー。

でも、この本は、文章のテクニック本ではありません。

タイトル通り「自分が読みたいことを、書けばいい」ということが、
具体的に綴られています。

文章を書く上で大切なことの他、ダメな文章例も載っています。
これがいい塩梅で毒づいていて笑ってしまいました。

また、全体を通して「そう、そう、そうなのよー」と共感の連続でもありました。

例えば、「わたしが愛した部分を、全力で伝える」という一文。

これは、どんなに興味が無い対象でも良いところはある!
それを全力で伝えよう、というものです。
まさに、良いところを見つけて伝えるのが私の仕事なので、
「わかるわー」と本に向かって口に出してしまいました。
他にも共感ポイント満載でした。

最近、こんな状況で3月以降、仕事はキャンセル続きで
ため息をついてしまうこともあったけれど、、、
今、このタイミングでこの本に出合えて良かったです。
この本を読んで、あらためて頑張ろうと思えました。
それこそ初心を思い出しました。

そういう意味では就職活動中の学生さんたちにもオススメです。
就活のマニュアル本も色々とありますが、
私はこの本を読んだほうがきっと役に立つと思うな。
田中さん流の「履歴書の書き方」も載っていますし。
私が就活中に読みたかったわー。

yukikotajima 7:28 pm

『小さいノート活用術』

2020年5月6日

ステイホームでどんな毎日を過ごしてますか?

突然ですが、質問です。
3日前は何をしてましたか?

家にいたことは確かだけど、何してたっけ?と、すぐに思い出せなかったり、
思い出せても、いや特に何もしていなかったな、という方もいるのでは?

そんなあなたは、小さいノートを活用してみてはいかがでしょう?

あなたのお家に小さいノートはありませんか?

そのノートを使うことで、
ぼんやり過ごしてきた日々にメリハリがうまれて
毎日が充実するかもしれませんよー。

今日は、紀伊國屋書店富山店の奥野晃英さんのオススメ本です。

『時間をもっと大切にするための
小さいノート活用術/高橋拓也【玄光社】』

まずは、奥野さんの推薦コメントです。

***

本書は、「ノートは小さい方がいい」が持論の
文房具紹介サイト編集長、高橋拓也氏が送る
世界で1番気楽なノート術です。

好きなこと、やりたいことへの閃きを
ノートに思いのままに書くことで忘れずにいられます。

今は出来なくても、見返せば、実行に移せる日が来るかもしれません。
未来に繋がる自分だけのノートを作ってみませんか?

***

私も『小さいノート活用術』を読んでみました。

読む前は、すでに紙の手帳にあれこれ書いているし、
あえて小さいノートなんていらないんじゃない?と思っていたのですが、
そんな私でもこの本を読み終えるやいなやノートに文字を書きはじめました。(笑)

私のノートは、以前、紀伊國屋書店富山店で購入した八村塁選手のノートです。

買ったまま全く使っておらず、サイズもちょうど良かったので使うことにしました。

***

『小さいノート活用術』を書かれたのは、
文房具の魅力を紹介するウェブマガジン「毎日。文房具。」編集長の高橋拓也さんです。

高橋さんは、スマホよりはるかに軽い小さいノートを毎日持ち歩いて、
思いついたことを書き留めているのだとか。

ポイントは、「ノートが小さいこと」だけで、
使い方のルールは無いそうです。

でも、自由に書いていいと言われても何を書けばいいのかわからい、
という方もいると思います。

そんな方は「タスク&メモ」から始めるのがいいそうですよ。

まず、日にちを書いて、その日にしなければいけないことを書き、
できたら線を引いて消していく。

たしかにこれならできそうですよね。

他にも、この本には、
買うものリスト、やりたいことリスト、
ひとり会議、三行日記、怒りメモなど
様々なノートの使い方が紹介されています。

中には「こんな飲み会は嫌だ」という、
嫌な理由を書いただけの「嫌だリスト」まであります。

このノートは誰にも見せませんので、
自分の正直な思いを書くことができるのです。

私はというと、今のところ「嫌だリスト」「怒りメモ」は書いていませんが(笑)、
まず、コロナが終息したら行きたいところ、したいことを挙げてみました。

また、「ふと思いついたこと」も書き留めています。

「あれ、ほら、なんだっけ?」が最近、増えてきたような気がするので…
今後はノートに補ってもらおうかと思いまして。(笑)

いや、でも、スマホがあれば十分なんだけど…という方もいると思いますが、
高橋さんは、小さいノートとデジタルツールとの組み合わせの提案もしています。
例えば、電車に乗るとき、ルート検索はスマホでして、
移動時間に本を読みたいなとか、乗り換えの間にお弁当を買おう、
といったことはノートに書こう!
そうすることで、ただの移動時間が楽しくなるよ、と。

この本は、とにかく具体的なのでわかりやすいのです。
また、内容も面白い!
人のノートを見ることは滅多にないので、そういう意味でも楽しかったです。
まるで人の頭の中をのぞているようで。

あなたも小さいノートを持ち歩いてみてはいかがでしょう?
使い方は『小さいノート活用術』をお読みくださいね。

また、この本には、おすすめの小さいノートや
使うのが楽しくなる文房具も紹介されているので
読むだけでワクワクできますし、ノート選びの参考にもなると思います。


<紀伊國屋書店富山店からのお知らせ>

※現在、紀伊國屋書店富山店は、臨時休業中です。
営業再開が決まりましたら、ラジオでもご案内します。


<紀伊国屋書店富山店>

住所:   富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号: 076-491-7031
営業時間: 10:00〜20:00 (※現在休業中)

HP:  http://www.kinokuniya.co.jp/store/Toyama-Store/

yukikotajima 9:56 am

生プリン

2020年5月2日

今日のッツカフェドライヴィンのテーマは「おうちカフェ」でした。

◎ネッツカフェドライヴィンのサイトは コチラ

ラジオでご紹介した「生プリン」の作り方を
こちらのブログにも載せておきますね。

ちなみに、この「生プリン」の作り方は、
富山市総曲輪に去年の年末にオープンした
大衆酒場 六腑(ろっぷ)マスターの山口豪太さんに教えていただきました。

六腑は、おでんが美味しい、私のお気に入りのお店の一つです。
今はテイクアウトもしています♪

また、このお店の生プリンが美味しいんです!

そろそろまたあのプリンを食べたいなあと思ったものの
ステイホームの今は食べられないので、
マスターに家で作れないものか聞いたところ…
なんと作り方を教えてくださいました。
ありがとうございます〜。

<材料>

・生クリーム 70ml
・牛乳 30ml
・グラニュー糖 10g
・バニラエッセンス 少々(香り付けで5滴くらい)
・卵黄 1個

<作り方>

1 生クリームにグラニュー糖、バニラエッセンスを入れてホイップ。

2 牛乳を入れてホイップし直します。※牛乳を入れるのがポイント!

3 ホイップの上に生の卵黄(卵の黄身のみ)とカラメルソースをのせて完成!

食べる時は、全てをスプーンで混ぜます。

※なお、写真は、以前お店で食べたときのもので、私が作ったものではありません。

でも、私も家で作ってみましたよー。
ちゃんと美味しくできました。

皆さんもぜひ作ってみてください♪

yukikotajima 11:55 am