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『ゆるゆる漢方生活』

2020年3月28日

今日のネッツカフェドライヴィン』のテーマは、「この春から」です。

私、田島がこの春から始めているのが「漢方生活」です。

と言っても漢方薬を飲むということではありません。

では、漢方生活とはいったいどういうものなのか。
その答えは、この本に書かれています。

『櫻井大典先生のゆるゆる漢方生活 - こころとからだに効く! -
/櫻井大典(ワニブックス)』


櫻井さんのことは、Twitterで知りました。
フォロワー数は14万人を超える大人気のゆるゆる漢方家です。
Twitterでは、元気に暮らすためのコツをつぶやいています。

例えば、花粉症の方に対してのツイートですと、
鼻水が水っぽい人は冷えないように温めて
逆に目がかゆい人は熱がこもっているから、辛いものや脂っこいものは避けて
とアドバイスされています。

そんな櫻井さんのエッセイです。

このエッセイには、心身ともに健康に暮らすためのヒントが詰まっています。
それも取り入れやすいものばかりなのです。

なんといってもタイトルが「ゆるゆる漢方生活」ですからね。(笑)

私が早速やろう!と思ったのは「香りで気をそらす」です。

いい香りをかぐと、意識的に気をそらすことができる。
つまり、嫌なことがあってもいい香りをかぐことで気がそれて気が巡り
リラックスすることができるのだとか。

おすすめの香りはかんきつ類だそうですが、
自分の好きな香りでいいそうですよ。

私はもともとかんきつ類の香りが好きなので
ハンドクリームの香りをかんきつ類にして
ちょっとでもイライラしたら香りをかいでいます。
これが効くのです。香りの効果ってすごいなあと実感!

また、どんな食事をとればいいのかや
日々の生活で変えたほうがいいこと、例えば「10分でも早く寝る」など
誰でも簡単に始められることが紹介されています。

そのほか、季節ごとや症状別の不調の整え方も収録されています。
今の時期なら「春はのびのび過ごすことが大切」なんだとか。

今年はなかなか「のびのび」過ごせないかもしれませんが、
自分の体や日々の生活に少しでも不安を感じている方は
『櫻井大典先生のゆるゆる漢方生活 - こころとからだに効く! -』
を読んでみてはいかがでしょう?

yukikotajima 9:32 am

『山内マリコの美術館は一人で行く派展』

2020年3月25日

今日ご紹介する本は、FMとやまでは『オッケイトーク』でおなじみの
富山出身の作家、山内マリコさんのアートエッセイです。

『山内マリコの美術館は一人で行く派展
ART COLUMN EXHIBITION 2013−2019』

山内さんご本人からコメントを頂きました!

***

グレース・リスナーのみなさん、こんにちは、山内マリコです。

この本は、アートを鑑賞するときに、感じたり考えたりしたことを、
遠慮なく好き勝手に書いた、大変バカ正直なエッセイとなっています。

普段美術館に行かない人や、アートをとっつきにくいと思っている人も、
きっと美術館に行ってみたくなるはず!

本のカバーは美術館のチラシっぽく、
カバーを取った状態は、美術館の図録っぽいデザインになっています。
画像やイラスト、わたしが作った素人アートなど、図版もたくさん!
本自体を展覧会に見立てた凝った作りなので、これはぜひ本屋さんで、
手にとって見てもらいたい……。けっこう自信作です!

***

こちらが本のカバー。

カバーを取った状態です。

山内さんと言えば、小説家でありながら
様々な雑誌でエッセイも書いていらっしゃいます。

このエッセイは、雑誌『TV Bros.』で連載されていたものまとめたもので、
もともと美術館めぐりが趣味だった山内さんが
自腹で美術館の企画展に行って感じたことを忖度なく書いています。

それも企画展を見た直後の、誰の意見も介さない、感じたてホヤホヤの思いを。

でも、決してテキトーなことを書いているわけではなく、
芸術家の人となりや時代背景もちゃんと説明してくれています。

だから、アートの知識はそれほど無いものの
美術館に行くのが好きな私にとっては、
大変わかりやすいアート入門書として楽しむことができました。

でも、その表現は話し言葉に近く
例えば、先週ご紹介した写真家の「ソール・ライター」のことは、
「コロッとした体型の、わりと親しみやすいタイプのおじいちゃん」と表現しています。(笑)

山内さんは、芸術家たちを尊敬しつつも一人の人間として見ているのですね。
そのため、芸術家もその作品もとても身近なものに思えてきます。

私は、紹介された中では
「長谷川町子美術館」に行ってみたいと思いました。

サザエさん関連の美術館かと思いきや、
実は、長谷川町子さんが個人的に蒐集した美術品を展示する美術館なんですって!
それも巨匠の名画がたくさんあるのだとか。
それを知り、逆に見に行ってみたくなりました。

そのほか富山の企画展も紹介されています。
(ラジオのことも少し紹介されています!)

良かった企画展や好みの作品は徹底的に褒めて
そうで無い時は「わからなかった」「物足りなかった」と言う。
その潔さも最高です。

また、彼女の亡き愛猫チチモをモチーフに制作した
彼女のオリジナルアートも掲載されており、そこにも彼女らしさを感じました。

今回のエッセイは、今までで一番のびのびと文章を書き、
彼女の好みや性格もよく出ているなあと思いました。

そう、このエッセイは、アートの入門書であると同時に
山内マリコという人間を知ることのできるエッセイでもあるのです。

ですからアートに興味がある方はもちろん、
アートはわからないけど山内マリコのファン!という方もぜひお読みください。

楽しみながら、でもアート知識も身につく読み応え満載の一冊です。

***

<紀伊國屋書店富山店からのお知らせ>

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なお、今回のフェアでは、商品売上金の一部が
東日本大震災によって被災した地域への学習支援金として寄付されます。

期間は4月30日までです。


<紀伊国屋書店富山店>

住所:  富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号: 076-491-7031
営業時間: 10:00〜20:00

HP: http://www.kinokuniya.co.jp/store/Toyama-Store/

yukikotajima 11:31 am

ジュディ 虹の彼方に

2020年3月18日

昨日、映画『ジュディ 虹の彼方に』を見てきました。

『オズの魔法使』の主人公のドロシー役で知られる
ミュージカル女優ジュディ・ガーランドが、
47歳の若さで亡くなる半年前の1968年に行った
ロンドン公演の日々を描いた伝記映画です。

主人公のジュディを『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズでおなじみの
レネー・ゼルウィガーが演じ、アカデミー賞の主演女優賞を受賞しました。

ブリジット・ジョーンズでは、ぽっちゃり女子でしたが
今回は、がりがりに痩せていて、まったくの別人!
映画を見ているときは彼女が演じていることすら忘れているほどでした。

映画は、輝かしいスターではなく
仕事どころか住む家もない落ちぶれたジュディの姿が描かれています。

そんな彼女にロンドン公演の依頼が舞い込み、彼女は連日ステージに立つことに。
しかし、ライブ直前になって出ることが怖くなってしまうのです。
とはいえ、やはりスーパースター。
一度ステージに立つと、一瞬でスターの輝きを放ちます。

彼女は少女の頃から、ダイエットや睡眠不足解消のために薬を飲まされ続けます。
その薬が原因で不眠や神経症に悩まされています。
とにかくボロボロなのです。

『ジュディ』は、彼女が亡くなる直前におこなったロンドン公演の日々が描かれた映画です。

歌はレネーが実際に歌っているのですが、大変素晴らしい歌声です。
私はあるライブシーンで涙がじゅわっとあふれてきました。
それは映画にではなく、ジュディのライブに感動しての涙です。
いい映画でした。

今度久しぶりに映画『オズの魔法使』も見てみようかな。

◎映画『ジュディ 虹の彼方に』の公式サイトは コチラ

yukikotajima 12:17 pm

ソール・ライター

先日、家にいながらアートを堪能しました。
私は美術館に行って作品を鑑賞することが好きですが、
家で図録を好きだなけ眺める時間もいいものですね。

今日ご紹介する本は、紀伊國屋書店富山店の芸術書担当、
冨樫尚美(とがし・なおみ)さんのオススメ本です。

『ソール・ライターのすべて』
『永遠のソール・ライター』

いずれも写真集です。

まずは、冨樫さんの推薦コメントです。

***

ニューヨークが生んだ伝説の写真家ソール・ライターは
2017年日本で初めて回顧展が開催され反響を呼びました。

そして、2020年『永遠のソール・ライター展』の開催と同時に
新たに写真集が出版されました。

映画のワンシーンのようなその表現は誰しもが魅了されるはずです。
彼が愛した空気と時間を写真集で共有してみてはいかがでしょうか

***

ソール・ライターは、
『ハーパーズ・バザー』『ヴォーグ』など
多くのファッション誌で活躍した写真家で、
カラー写真のパイオニアとも言われています。
1923年に生まれ、2013年に亡くなっています。

冨樫さんもおっしゃっている通り、
日本では、2017年に初めて回顧展が開催され話題となりました。

そして、「永遠のソール・ライター」展が今月上旬まで開催予定でしたが、
残念ながらコロナの影響で途中で中止となりました。

今日ご紹介するのは、回顧展の公式図録でもある写真集です。

ライターの写真は、きっと富山の皆さんの心に響くと思います。
というのも、雨や雪の写真が多いのです。
雨や雪というと、どんよりとしている印象をいだきがちですが、
ライターの写真は違います。

例えば、2017年の写真集『ソール・ライターのすべて』の表紙の写真は、
雪景色の中の傘の赤が目を引くお洒落な一枚です。
しかも上から見下ろすように撮っているのが印象的です。

一方、最新の写真集『永遠のソール・ライター』の表紙の雨の写真は、
一見、印象派の絵画のようにも見えますが、
よく見ると雨に濡れた窓越しの写真であることがわかります。

雨に濡れて視界がはっきりしていないのだけれど、
窓の外には人がいて奥には黄色いタクシーが見えます。
また、窓の雨粒がとてもリアルな質感で、触ったら濡れそうなほどです。

実際、ライターは

「雨粒に包まれる窓のほうが、よっぽど有名人の写真よりも面白い」

と言っています。

ライターの写真は、車や建物のガラス越しや高い位置から撮っているため、
一体これは何だ?と思うようなものもあり、
写真を眺める時間が必然的に長くなります。
でも、何を撮った写真なのか気付いた時の喜びがもれなく味わえます。

写真集には、写真のほかライターの言葉も添えられています。

例えば、ライターの写真は自宅周辺で撮ったものが多いのですが、

「神秘的なことは馴染み深い場所で起こる。
なにも、世界の裏側まで行く必要はないのだ」

「重要なのは、どこで見たとか、何を見たかということではなく、
どのように見たかということだ」

とおっしゃっています。

ライターがどのように自宅周辺を見たのか、
気になる方は写真集をご覧ください。

なお、最新作の『永遠のソウル・ライター』には、
様々なポートレートや世界初公開となる作品も収録されており、
こちらも楽しく見ることができます。

そして、東京では途中で中止となったライターの回顧展ですが、
今のところ4月から京都の美術館「えき」KYOTOで開催される予定です。

***

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期間は4月30日までです。


<紀伊国屋書店富山店>

住所:   富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号:   076-491-7031
営業時間: 10:00〜20:00

HP:   http://www.kinokuniya.co.jp/store/Toyama-Store/

yukikotajima 11:41 am

甘夏とオリオン

2020年3月11日

新型コロナウイルスの影響で
家で過ごすことが増えた方も多いと思いますが、
家でできることのひとつに読書があります。

普段あまり本を読まない方や
読みたいけれど読む時間が無いという方は
ぽっかり空いてしまった時間を
読書にあててみてはいかがでしょう?

今日は、大人の皆さんはもちろん
この春、新社会人になる方や
心に秘めた悩みがあり生きづらさを感じている方、
また、落語が大好きな方におすすめの本をご紹介します。

『甘夏とオリオン/増山実【角川書店】』

増山さんと言いますと、以前、『波の上のキネマ』をご紹介しました。
この本が大変面白くて、私は2018年のベスト本に選んだほどです。

◎『波の上のキネマ』の田島の感想は コチラ

新作『甘夏とオリオン』も大変楽しみにしておりました。
タイトルを見て、今回は恋愛小説かしら?と想像したのですが、全然違いました。

タイトルの「甘夏」は主人公の名前です。
大阪の下町に住む駆け出しの若い女性の落語家です。

彼女は、父の影響で自分の感情を表に出せなくなっていたのですが、
ある日、ひょんなことから寄席で落語を見て
落語家たちが語る噺の中の「突き抜けたアホたち」に夢中になります。

「噺家になったら心置きなくアホを演じられる」と思った彼女は、
大学を中退し、親の反対を押し切り、落語の世界に飛び込みます。

しかし、たった一度落語を見ただけで落語家になりたい!と思ったため、
最初の稽古では、師匠の言葉が外国語に聞こえたほどでした。

でも、そのおかげで落語に詳しくない私のような読者でも
甘夏と共に落語の基礎を学ぶことができました。

また、師匠をはじめ彼女の周りには素敵なことをおっしゃる方が多く、
私自身の心にも響きまくりでした。

例えば…

芸人というのは、下手だと思った相手は、自分と同じくらいの実力、
同じくらいと感じた場合は、自分より数段、上を行っている。
上手いと思ったら、手の届かないところにいるということだ。

という言葉。
甘夏が師匠から「うぬぼれるな」と叱られたときに言われた言葉です。

物語は、そんな甘夏の成長物語なのですが…
それだけではありません。

なんと、ある日、師匠が失踪してしまうのです!
どれだけ待っても師匠は帰ってきません。

そこで、師匠待つことを決めた甘夏と二人の兄弟子は、寄席を行うことを思いつきます。
その名も「師匠、死んじゃったかもしれない寄席」(笑)。
場所は、銭湯で、それも深夜に。

そして、深夜の銭湯には、様々な方が寄席を見に集まり…
という物語です。

この続きはぜひ本を読んでください。

***

甘夏は駆け出しの女性の落語家です。
駆け出しゆえの失敗もありますが、
女性が落語をすることの難しさも描かれます。

例えば、男性が言えば笑えることでも女性では笑えないこともあるのです。
そのため男性の何倍も努力が必要になります。

また、彼女自身、できない理由を「女性だから」と決めつけてしまうことも。
本当はただ未熟なだけなのに。

これにはドキリとしました。
私もこれまで同じことをしていなかっただろうか、と。

私は落語家ではないけれど「喋る」仕事という点では重なるところもあり、
アナウンサーになりたての頃に言われた様々なことを思い出しました。
そういう意味でも新年度を前にこの本に出合えてよかったです。

この時期に読むのにぴったりの一冊です。
あなたもこの本を読んで初心を思い出してみませんか?

それから、この本を読んだ後は、落語を見たくなり、
最近、ユーチューブの落語をよく見ています。
本当は生で見たいのですが…。
新型コロナウイルスが落ち着いたら、実際に寄席を見に行きたいな。

***

<紀伊國屋書店富山店からのお知らせ>

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八村塁選手文房具コーナー
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アメリカプロバスケットボールリーグNBA、ウィザーズで大活躍中の
富山出身の八村塁選手の文房具コーナーです。

コーナーには八村選手の等身大パネルもありますので、
写真撮影もお楽しみください。

私も先日、撮ってきました♪
私が小さく見える〜。

コーナーは、3月中旬までです。


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ミニチュア楽器フェア
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手のひらサイズのミニチュア楽器を大展開中!

ヴァイオリン、トランペット、ギター、ドラムといったお馴染みの楽器から
ちょっとマニアックなものまで様々なミニチュア楽器が勢ぞろいしています。
音楽好きな方へのプレゼントにも最適です。

3月15日(日)までの開催です。

※ほかにも様々なフェアを開催中です。詳しくは店頭で♪


<紀伊国屋書店富山店>

住所:   富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号:   076-491-7031
営業時間: 10:00〜20:00

HP:   http://www.kinokuniya.co.jp/store/Toyama-Store/

yukikotajima 11:56 am

ひみつのしつもん

2020年3月4日

今の時代、パスワードを入力することとが多いですが、
あなたはすべてのサイトのパスワードを覚えていますか?

時には忘れてしまうこともあると思います。
そんな時に役立つのが「秘密の質問」。

出生地は?母親の旧姓は?好きな食べ物は?ペットの名前は?
など様々な質問があります。

あなたは、どんな質問&答えを設定していますか?

今日ご紹介する本は、こちら。

『ひみつのしつもん/岸本佐知子【筑摩書房】』


著者の岸本さんは人気翻訳家で、
この本は、20年近く続いているPR誌「ちくま」の
名物連載「ネにもつタイプ」をまとめたエッセイ集です。

この連載から、これまで2冊の本が出ており、今回は7年ぶり3冊目だそうです。

装丁とイラストは、これまで同様、
作家の吉田篤弘さんと吉田浩美さんによるユニット、
クラフト・エヴィング商會が担当しています。

このイラストが、思わずプッと笑ってしまうようなユーモアあふれるもので、
のほほんとした、ゆる〜い雰囲気を醸し出しています。

そして、こちらの本は、紀伊國屋書店富山店の
藤井翔子(ふじい・しょうこ)さんオススメの本です。

藤井さんのオススメコメントです。

翻訳家である岸本佐知子さんの想像力と言うより妄想力が爆発したエッセイです。
帯文の奇想天外、抱腹絶倒の看板に偽りなし。
本当に面白くて、笑いながら夢中で読んでしまいました。
本書は3巻目にあたるのですが、この巻から読んで頂いて、差し支えありません。
読み終わればきっと既刊も読んでみたくなるはず。
不思議で愉快なキシモトワールドを是非味わってみてください。

私もこの本を読んでみましたが、岸本さんの、妄想力がとにかくすごいのです。

例えば、歌舞伎を見に行ったときに
外国人の若い男性二人が客席にいたのを見かけた岸本さんは、
彼らがちゃんと作品を理解しているのか気になり、
もし自分が翻訳して彼らに説明するなら…と
頭の中で勝手に妄想しているうちに、
歌舞伎に集中できなくなってしまったのだとか。

また、身体を動かしたり、外出したりするのが苦手で、
頭の中であれこれ妄想しては、勝手に落ち込んだり喜んだりしています。

かと思えば、たまに外に出ると、
会う人すべてが面白く、はしゃぎすぎて失敗してしまうそうです。

そんな岸本さんの妄想や失敗談多めのエッセイです。(笑)

ソファにだらりと座ってゆったり読むのにぴったりな一冊です。

新型コロナウィルスの影響で外出を控えている方も多いと思います。
そんな方は、岸本さんのようにあれこれ妄想を楽しんでみるのもいいかも。
また、そのまま文字に起こしてみたら、素敵な物語がうまれるかもしれませんよ〜。

その前に、まずはこちらのエッセイ『ひみつのしつもん』を読んでみてください。

ところで、タイトルにもなっている
岸本さんの「ひみつのしつもん」エピソードは、
「子どものころの親友の名前は?」という質問に対して
親友の名前を入力したものの、名前を入れるたびエラーが出て、
私の親友はいったい誰だったの?というものです。

果たして彼女は答えにたどりつけるのでしょうか?
その答えは、この本に必ず載っていますので安心してお読みください。(笑)


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<紀伊國屋書店富山店からのお知らせ>

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八村塁選手文房具コーナー
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アメリカプロバスケットボールリーグNBA、ウィザーズで大活躍中の
富山出身の八村塁選手の文房具コーナーです。

コーナーには八村選手の等身大パネルもありますので、
写真撮影もお楽しみください。

コーナーは、3月中旬までです。


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ミニチュア楽器フェア
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手のひらサイズのミニチュア楽器を大展開中!

ヴァイオリン、トランペット、ギター、ドラムといったお馴染みの楽器から
ちょっとマニアックなものまで様々なミニチュア楽器が勢ぞろいしています。
音楽好きな方へのプレゼントにも最適です。

3月15日(日)までの開催です。

※ほかにも様々なフェアを開催中です!詳しくは店頭で♪


<紀伊国屋書店富山店>

住所:   富山市総曲輪、総曲輪フェリオ7F
電話番号:   076-491-7031
営業時間: 10:00〜20:00

HP:   http://www.kinokuniya.co.jp/store/Toyama-Store/

yukikotajima 11:57 am