楽天で学んだ100%やりきる力
2019年5月9日
小説を楽しく読み進めていき、
最後にわくわくしながらページをめくったところ
ラスト1ページが無かったとしたら…。
私はそんなの、ぜ〜ったいに嫌です。
小説は100%完成した状態で読みたいですもん!
その小説をご自身の仕事に当てはめてみてください。
一日の仕事を一冊の小説と考えたとき、
毎日しっかりラスト1ページまで仕上げることはできていますか?
あなたは仕事を100%やりきっていますか?
「やりきる力」とはどんな力なのでしょう?
その答えは、この本に書かれています。
『楽天で学んだ100%やりきる力/廣田大輔(朝日新聞出版)』
著者の廣田さんは、十全化学株式会社の取締役社長です。
富山の方です。
十全化学の前は楽天で仕事をなさっていました。
その楽天時代に学ばれたのが「やりきる力」だそうです。
その具体的な方法をご自身の経験を交えながらわかりやすく解説しています。
いくつか印象に残ったものをピックアップしてみますね。
・ダメだったときのことは、ダメだった後に考えよう。
・結果はどうであれ、行動する。すると何かが必ず動き出す。
・周囲を見ずに、独自のカラーを見出すことばかり考えても勝てない。
・ひそかに近づくドリームキラーに気を付ける。
ドリームキラーとは、夢を殺す人です。
廣田さんのおっしゃることには、人の夢を否定する人は「必ず」出てくるのだとか。
確かにいますねー。
仕事ではありませんが、私が去年富山マラソンに出る!
と決めたあと、ドリームキラーが近づいてきました。笑
もちろん応援してくださった方のほうが圧倒的に多かったですよ。
でも、あからさまに「走るだけの何が楽しいわけ?」とか
「絶対に走れないに決まっている」などと言う方もいました。
仕事上でもいますよね。
何か新しいことを始めようとすると絶対に「否定」する人が。
この本には「ドリームキラー対策」も載っています!
仕事を一生懸命しているだけなのに
何かと邪魔が入ったり否定されたりして
ちょっとめげそうになっている…
という方はいませんか?
そんな方はこの本を是非読んでみてください。
きっと心がスッキリして、よし頑張ろう!という気分になれると思います。
ほかにも、もっと成長したい。
でも、なかなかうまくいかないという方にもオススメです。
廣田さんによると、日本人は優秀な「成長エンジン」を持っているのだとか。
でも、エンジンを動かさなければいずれ使えなくなってしまいます。
ぜひこの本を読んで、あなたもご自身の「成長エンジン」をバージョンアップしてみては?