れもん、よむもん!
2018年8月18日
ネッツカフェドライヴィンの今日のテーマは「久しぶり」でしたが、
お盆に実家に帰った時に、地元の本屋さんで買って帰りの新幹線の中で読んだ本が、
まさに今日のテーマ「久しぶり」にぴったりでした。
その本とは、はるな檸檬さんの
『れもん、よむもん!』というコミック・エッセイです。
漫画です!
大変面白い一冊で、新幹線に乗っている間に読み終えてしまいました。
著者のはるな檸檬さんは、子ども頃から本を読むのが大好きで、
国語の教科書はもらったその日に一年分を一気読みしてしまうほどです。
『れもん、よむもん!』は、そんなはるなさんの学生時代の愛読書が紹介された一冊です。
ゆるいタッチのイラストで内容もゆるめなので楽しく気軽に読めます。
でもただ軽いだけでなく、本を愛する気持ちは全てのページから感じられました。
また私も本好きなので共感の連続でした。
例えば、心動かされた本に出合ったときの感動をはじめ、
難しくて理解できなかった本を読んだあとの素直な反応にも共感。
また、本を読んでいる時に姿勢がころころ変わっていく様には、
これはまるで私だ!と笑ってしまいました。
どんなに本が面白くても、ずっと同じ姿勢は疲れるもので、
無意識のうちに読む姿勢が変化していくのですよね。
私も寝転がったり、片膝を立てたり、あぐらを組んだり、とにかくいろいろ試したものです。
いや、過去形ではないかも。
大人になった今も家で読む時には、色々な姿勢で読んでいるかも。(笑)
また、この本には私自身が過去に読んだ本も登場しており、
また読んでみたいなーと思いました。
とりあえず、山田詠美さんの『放課後の音符(キイノート)』はまた読みたい!
著者のはるなさんも昔読んだ本をあらためて読んで、
昔は全然理解できなかった本が、実はとても面白かったことに気付いたり、
昔感じたことをまた同じように感じたりされたのだとか。
そんなエピソードを読む度、私も昔読んだ本をまた読みたくてたまらなくなりました。
出たばかりの新作を読むのもワクワクして面白いけれど、
昔読んだ本を再び読むのも別の意味でワクワクできそうじゃないですか?
今ブログをお読みのあなたも、
子どもの頃の思い出の本を久しぶりに読んでみてはいかがでしょう?
忘れていた大切なことを思い出すかも〜。