名言と駄菓子
2018年5月2日
こんにちは、田島悠紀子です。
GW前半がおわりましたね。
前半は楽しめましたか?
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お待ちしています!
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さて、今日のキノコレ(grace内コーナー13時45頃〜オンエアー)
は、紀伊國屋書店富山店の奥野さんから2冊の本をご紹介いただきます。
★奥野さんの推薦文は コチラ
私もこれらの本を読みましたので、軽くご紹介。
まずは、『名言の真実(小学館)』。
よく知る名言の真実、
つまり、誤った解釈をしている名言の数々が紹介されています。
例えば、
有名な太宰治の「生れて、すみません。」は他人の詩のパクリだったり
「はたらけどはたらけど…」の石川啄木は超遊び人だったり
「板垣死すとも…」の板垣退助は事件後も長く生きていたり。
ページをめくるたびに頭の中で
「えー!?そうだったの?」が繰り返されました。
私が一番驚いたのは、「三本の矢」の真相。
元就が死の間際、3人の息子たちに言い残したと言われていますが、
なんと毛利元就が亡くなる前に長男はすでに亡くなっていたのだとか。
この三本の矢に関しては、更に驚く真相が他にもまだまだあり、
いちばん衝撃を受けました。
気になる方は是非この本を読んでみて下さい。
***
もう1冊は、『ニッポン駄菓子工場(雷鳥社)』です。
先日、紀伊國屋書店富山店に行ったときに
店長さんから「最近、とても面白い本があるんです」と教えてい頂いた本です。
たしかに面白かった!
読みながらワクワクが止まりませんでした。
この本は、駄菓子の生産工場のほか、駄菓子図鑑が収録された
ニッポンの文化である駄菓子の魅力が詰まった一冊です。
オールカラーで、ほとんどが駄菓子の写真です。
ページをめくるたびに「なつかしー!」と声を出さずにはいられませんでした。
また、生産工場の紹介では、各社、こどもたちのことを考え、
原料や作り方にもこだわっていることがわかりました。
例えば、「都こんぶ」の昆布は北海道の一級品が使われており、
味付けの手間を惜しまず、一箱の都こんぶを作るのに
一週間もかけているのですって!
「タマゴボーロ」は、1970年の発売当時から
動物の絵柄のパッケージや味は
発売当時からほとんど変わっていないそうです。
また、熟練職人の技術があの素朴な味を生み出しているのだとか。
他にも、商品がうまれたきっかけなども紹介されており、
様々な角度から「駄菓子」の魅力を知ることができました。
そして、こどもの頃によく買ってた駄菓子を食べてみたくなりました。
ちなみに私がよく好んでいたのは、
さくらんぼ餅、アポロ、麩菓子、ヤングドーナツ、さくら大根、
ハートチップル、プチミンツ、いちごミルクキャンディーなど
挙げたらきりがありません。
ああ、今夜駄菓子を買いに行ってみようかしら。
GW中は、久しぶりに駄菓子を持っておでかけになってみるのも楽しいかも。