お仕事小説
2016年10月22日
世の中には様々な職業がありますが、
それを知る手段のひとつに小説や映画があります。
今日のネッツカフェドライヴィンでは、
テーマの「仕事」に合わせて、
最近私が読んだ本を中心におすすめの
「お仕事小説」をピックアップしてご紹介しました。
せっかくですので、こちらのブログにもアップしておきますね。
※それぞれの本のタイトルをクリックしていただきますと、
過去に書いた私の感想をお読みいただけます。
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こちらは、話題になりましたのでご存知の方も多いのでは?
村田沙耶香さんの芥川賞受賞作です。
コンビニで働く女性が主人公の物語です。
何がいいって本を読みながらまるでコンビニにいるような気分になれるのです。
様々な音や匂いにあふれていて。
自分が心から欲しているものは何か?
ということについても考えさせられる一冊です。
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こちらは、直木賞作家、荻原浩(おぎわら・ひろし)さんの新作です。
農家の仕事は継ぎたくない!と東京へ出て行ったものの、
父が倒れたことをきっかけに
実家のイチゴ農家を手伝うことになった36歳の男性の物語です。
親の仕事を継ぐかどうか悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、
そんな方はきっとこの本からヒントがもらえるんじゃないかしら?
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こちらは、半沢直樹シリーズをはじめ、
様々なお仕事小説を書いていらっしゃる
池井戸潤さんのこの夏に発売された作品です。
足袋作りの老舗がランニングシューズに挑むというお話です。
おなじみの池井戸スタイルを味わえる一冊です。
仕事に対する情熱を取り戻したい!という方はぜひ!
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他にもおすすめは色々ありますが、
最近読んだお仕事小説の中から選んでみました。
いずれの作品も
「よし、自分も頑張るぞー!」
という前向きな気持ちにさせてくれます。
最近、仕事で嫌なこと、理不尽なことがあって
ちょっとやる気が無くなりつつある…という方は、
ヤケ酒飲んだり、人に愚痴をこぼしたりする時間を
これらの本を読む時間にあててみてください。
きっと読んでよかった、と思ってもらえるはずです!