コーヒーが冷めないうちに
2016年10月5日
田島悠紀子です。
10月になりましたね。
夜になるのも早くなりましたが、
そんな秋の夜長、私は本を読んでいます。
毎晩、夕飯を食べた後は読書タイム。
私のもう一つのブログ「続・ゆきれぽ」に
最近読んだ本を紹介していますので、
もしよかったらお読みください♪
それぞれ本のタイトルをクリックしていただくと
本の紹介ページが開けます。
◎ 『コンビニ人間』
◎ 『ヴァラエティ』
***
さて、今日のラジオでご紹介する本は、こちら。
『コーヒーが冷めないうちに/川口俊和(かわぐち・としかず)』
サンマーク出版から出ている作品で
すでに28万部も売れているという人気作です。
紀伊國屋書店富山店の奥野さんオススメの本です。
◎奥野さんの紹介文は コチラ
この本、もともと舞台で上演していた作品を小説にしたものだそうです。
確かに舞台っぽいなあと思いました。
物語の舞台のほとんどが喫茶店ですしね!
その喫茶店には、ある不思議な都市伝説がありました。
ある席に座ると望んだとおりの時間に戻れるという伝説です。
ただし、戻るためには非常にめんどくさいルールがあるのですが…。
そんなルールを守って過去に戻った4人のお話が収められいます。
以前伝えられなかった思いを伝えるために過去に戻ることを決意するのですが、
確かに自分にとって近い存在の人にほど、
素直に自分の気持ちを言えなかったりするものなのですよね。
現実にはこの物語のように過去に戻ることなんてできないけれど、
どうしても本心を伝えたいという人がいるなら、
コーヒーを1杯飲む時間で心を落ち着かせて、
飲み終えると同時に、話をしたい方に連絡をとってみるのはいかがでしょう?
いつか言えばいい。
いつかわかってもらえばいい。
と思っているだけでは、
きっとその「いつか」はやってこないように思います。
その「いつか」を今日にしてしまうことで、
何かが大きく変わるかもしれませんよ。
そういえば!
今日は10月5日(いつか)ですね。(笑)
なんでいいタイミング♪
そんなこじつけなっ!と怒らないでー。
こんな理由でもいいんですよ。
きっと何かきっかけが無いと始まらないですから。
それでもやはり無理〜!
という方は、コーヒーでも飲みながらこの本を読んでみては?