富山関連本を2冊ご紹介
2015年3月11日
いよいよ今週土曜日に北陸新幹線が開業します。
それに合わせ、北陸新幹線絡みの本もたくさん登場しています。
私も久しぶりに富山のガイドブックを購入。
それこそ、富山に来る前に買って以来なので、14年ぶり!
今、ガイドブックや北陸特集の雑誌や本などがたくさん出ていますので、
富山在住の皆さんも「富山のことは知っとっちゃ」と言わずにお読みになってみては?
あらためて富山の魅力に触れられるだけでなく、
新しい富山を知ることができると思います。
***
今日は、そんな富山関連本を2冊ご紹介します。
まずご紹介するのは、今年1月に発売された
『とやま人物一代記 上巻 (富山県人社)』
こちらは、戦中・戦後に富山で育ち、
失敗や挫折にめげず成功した各界の著名人たちの
七転び八起きの人生が綴られています。
月刊誌「富山県人」に平成19年から平成24年の間に掲載された30名が載っています。
この本には、
・『女性の品格』でおなじみの坂東眞理子さん
・日本ジャズ界のパイオニア、原信夫さん
・漫画家、藤子不二雄Aさん
といった誰もが知る有名人から、
富山をはじめ、日本を代表するトップの皆さんの
子供の頃、学生時代、そして働くようになってからの出来事が綴られています。
また、「同級生の一言」も載っていて、
子供の頃の思い出や印象などが紹介されています。
この本に登場している方たちは、
富山に住む皆さんならよくご存知の方ばかりだと思います。
そんな著名の皆さんが、いかにして成功をされたのかを知ることのできる一冊です。
素敵な考えや言葉にもたくさん出合えます。
たとえば、坂東眞理子さんは、
「まず、女性がするべきことは、
いろんな人に支えてもらう人間的な力を蓄えること」
とおっしゃっています。
頑張りすぎている人ほど、人に頼ることをよしとしないように思います。
私もどちらかというと、自分で何でもしてしまいがちでした。
でも、この言葉に出合って、これじゃだめだと、ハッと気づかされました。
この言葉に出合えてよかった!
ちなみに、「下巻」は、来年発刊する予定だそうです。
***
次にご紹介するのは、富山愛にあふれた1冊、
『富山の法則
/構成 にらわさわあきこ/編 富山の法則研究委員会
(リンダパブリッシャーズ)』
です。
富山県のあるあるネタやうんちくなどが、なんと300も掲載されています。
富山在住のイラストレーター若(わか)さんの
親しみやすいイラストとともに紹介されているので、すぐに読めます。
そして、面白いです。
ですから、この本を電車やカフェの中で読むときにはご注意ください。
絶対にニヤニヤしてしまうから。
『富山の法則』には、8つのパートがあります。
いくつかネタも合わせてご紹介♪
1、富山が一番やちゃ! 編
「水道水がとにかく旨い! 冷たい!」
2、な〜ん 〜方言編
「第一声は、“今何しとんが?”」「“な〜ん”でたいてい処理できる」
3、あんた、なにしとんが 〜習慣編
「なにかと“半紙”を利用する」「缶コーヒーはケース買い」
4、美味しいから食べてみられ 〜グルメ編
「富山の魚が一番おいしいに決まってる」「お弁当にスルメを入れる」
5、遊びに行かんまいけ 〜県民性&レジャースポット編
「変わった苗字が多い」「自慢の黒部ダムには行ったことがない」
6、なんちゅ、悪いが! 〜立地、雪国 編
「他県の人に知られていないのはお約束」「今日の天気は基本「曇り」」
7、みんな知っとっちゃ 〜自慢・有名人 編
「北陸新幹線がスゴい!」「1年中面白い祭りがある」
8、こんな時代もあったがねー 〜学生生活 編
「校歌には「立山」がIN」「「14歳の挑戦」がある」
などです。
どうですか?すでに、わかるわー!とニヤニヤしてきたのでは?(笑)
この本、県外在住の富山出身者にプレゼントしても喜ばれるかも。
ブログでご紹介したのは、ほんの一部です。
なんといっても300もありますから!
ぜひ本をお手にとって一冊読んでみて下さい♪