『最後のプレイボ−ル 甲子園だけが高校野球ではない』
2014年7月16日
現在、夏の高校野球富山大会が行われています。
今年、富山のトップに立つのはどの高校なのでしょうか。
そんな高校野球シーズンの今、
是非読んでいただきたい本があります。
それは、
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
を書かれた岩崎夏海さん監修の
『最後のプレイボ−ル 甲子園だけが高校野球ではない』
です。
こちらには、高校野球記者が集めた青春ストーリーが22話紹介されています。
詳しくは、紀伊國屋書店富山店の橋本さんの紹介文をお読みください。
★ 紹介文は コチラ
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私もこの本を読んでみましたが、泣けて、泣けて…。
全国のトップに立てるのは、全国の高校でたった1校だけです。
つまり、ほとんどの高校が悔しい思いを味わっているわけです。
監修をされた岩崎さんは、この本の中で、
「残酷」
という言葉を何度も使っています。
たとえば、
「野球というスポーツは、残酷さが魅力」であると。
そのほか、
「甲子園は、巨大な挫折の祭典」
ともおっしゃっています。
結構厳しい言葉が並んでいます。
でも、どれも客観的で冷静な言葉です。
これらの言葉の深い意味については、ぜひ本を読んで堪能してください。
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ちなみに、岩崎さんは大人向けにこの本を作ったそうですが、
子どもたちからも人気があるのだとか。
挫折した時、夢が叶わなかった時、どのように受け止めればいいのか。
この本には、様々な受け止め方が描かれています。
大人の皆さんはもちろん、お子さんたちにもぜひ読んでいただきたい1冊です。
挫折をした方へプレゼントしてもいいかもしれません。