言葉にまつわるコミックエッセイ
2012年5月2日
今日のキノコレ(13:45頃〜オンエアー)は、
紀伊國屋書店富山店の橋本さんから、
「言葉」にまつわるコミックエッセイを2冊ご紹介頂きます。
◎橋本さんの推薦文はコチラ
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_info_1647.html
私も読みましたので、感想を軽く。
私も言葉に関わる仕事をしていますので、
言葉関連の本は積極的に読んでいますが、
今日ご紹介頂く本は、学びながらも大爆笑!
大変楽しく読めました。
まず1冊目は、
『日本人の知らな日本語3』
こちらは、大人気シリーズの第3弾です。
日本語教師の先生と外国人学生の日本語にまつわる、
面白いやりとりが描かれています。
例えば、外国の日本語教科書に書かれていたありえない例文。
・それは、わたしの犬ですか?
・いいえ、山田さんの猫です。
思わず、「この人大丈夫!?」と突っ込む先生。
私も大爆笑。
また、外国人学生とのやりとりが本当に面白い。
例えば、夜先生に電話をした学生は、
「夜分、恐れ入ります」
と言いたかったところ、敬語を使おうと思って、
夜分に「お」をつけてしまったため
「おやぶん、恐れ入ります」
となってしまうなんてことも。(笑)
ちなみに、敬語についての解説もわかりやすくされていますので、
日本人こそ、この本を読んで学ぶ必要があるかも。
・・・
さて、外国人の面白い日本語の使い方を笑ってばかりはいられません。
だって、私たち日本人の使う英語もネイティブの人たちからすれば、
間違った表現だらけなのですから。
もう1冊は、日本で英語を教える先生が目撃したおかしな英語が描かれています。
『日本人のへんな英語』という本です。
先ほどの犬と猫のやりとりではありませんが、
教科書に書かれているとはいえ、
現地の方からみれば、おかしなやりとりは多いようです。
例えば、本の帯にも載っていますが、
・It’s OK
・You’re welcome
・Good bye
は、実はネイティブには、全然違う意味に聞こえているのだとか。
どのように聞こえているのかは、
是非、この本を読んでみて下さいな。